ケーブル マーカーは、ケーブル マーカー上の配線がケーブルの一部であることを示すシンボルです。
ケーブル マーカーは親/子デバイスの組み合わせと同様に、コンポーネント タグ値を持ちます。また、マーカー ブロック シンボル上の RATING1 属性として、コンダクタの色の値も保持しています。親シンボルは、カタログ パーツ番号情報を保持することができます。ケーブルがカタログ データベース内のケーブル コンダクタ データベース テーブルで参照されている場合、使用中および使用可能なコンダクタのトラッキングが可能です。
AutoCAD Electrical ツールセット には、1 つのダイアログ ボックスから特定のケーブルにすべてのマーカーを挿入する機能があります。さらに、既存のケーブル マーカーのセットを編集したり、ケーブル マーカーを削除することも 1 つのダイアログ ボックスで実行できます。
このツールはまず、コンポーネントと配線を抽出します。次に、レポートを作成するロケーション コードの開始と終了の組み合わせを選択します。AutoCAD Electrical ツールセット は、配線と接続されているコンポーネントのデータをフィルタし、書式化して、それぞれの配線と、その端に何が接続されているかについてのレポートを作成します。ロケーション コードが割り当てられていないコンポーネントは、共通の "(??)" というコードでグループ化されます。共通母線にそってデイジーチェイン接続されているコンポーネント配線は、期待する接続順で報告されない場合があります。(3 つ以上の相互接続 コンポーネントを持つ配線回路の配線接続シーケンスを定義するには、AutoCAD Electrical ツールセット の配線シーケンス コマンドを使用します)。