このトピックには、Autodesk AutoCAD LT に関する重要な情報が記載されています。
DWGCONVERT[DWG 変換]、ETRANSMIT[e-トランスミット]、および ARCHIVE[アーカイブ]コマンドの ZIP オプションでは、ファイル名に一般的な 8 ビット形式の Unicode を使用する UTF-8 ZIP ファイルを作成するようになりました。これは、拡張フォント文字を使用した名前を持つファイルをパッケージ化できることを意味しています。UTF-8 ZIP ファイルをサポートしていない ZIP ユーティリティを使用した場合、ファイル名が正しく表示されません。それらのファイルを正しく表示して解凍するには、UTF-8 形式をサポートしている 7-Zip などの ZIP ユーティリティを使用してください。
AutoCAD LT 2017 ベースの製品以降、リボンボタンやツールバーボタンなどで利用する BMP ファイルでは、ボタン背景を透過的に表現するために指定した RGB 色、192,192,192 値が透明色としてサポートされなくなりました。透過性をサポートする必要があるカスタム イメージは、PNG ファイル形式で保存する必要があります。
ACCoreConsole を使用してパブリッシュする場合、ソフトウェア ラスター化(Software Z-buffer rasterization)を使用してのみ図面がパブリッシュされます。ハードウェア アクセラレータによるラスター化を使用して印刷する必要がある場合は、AutoCAD を使用して印刷またはパブリッシュする必要があります。その場合、システム変数 BGCorePublish が 1 (オン)になっていると ACCoreConsole を使用してしまうため、ハードウェア アクセラレーションによるラスター化機能を使用するには、値を 0 (オフ)にする必要があります。
Windows 11 オペレーティング システムでは、OLE イメージ オブジェクト(BMP、PNG、GIF など)は表示されず、正しく印刷できません。これは、Windows 11 に付属しているペイント アプリケーションの制限によるものです。AutoCAD LT は、他の Windows アプリケーションと同じように影響を受けます。詳細は、「Pasting an Image into a MS Access Image (OLE Object) Control Doesn't Work in Windows 11」を参照してください。
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