- 2D 隠線処理
- ある領域を定義するために使われる輪郭線処理。この領域で他のオブジェクトの表示を変更します。通常、隠線処理されるオブジェクトは、3D 表示では対象物の後ろにあり、ビュー内の一部、または全体の可視ではない部分です。
- ACIS
- Alan, Charles, Ian Systems の略。オープン アーキテクチャのオブジェクト指向プログラムで、アプリケーション開発者にジオメトリック エンジンを提供します。ACIS は、スプライン、サーフェス、ソリッドなど、広範囲の 3D ジオメトリック オブジェクトの作成方法および編集方法をサポートします。
- FEA
- Finite Element Analysis(有限要素解析)の略。計算ルーチンまたは計算方法です。指定した厚さのプレートの平面、または各荷重、ストレッチの荷重、固定または浮動支持の断面での応力とたわみを計算します。FEA ルーチンでは入出力に独自の画層グループを使用します。
- Mechanical ブラウザ
- Mechanical ストラクチャの要素であるコンポーネント、コンポーネント ビュー、注釈ビュー、フォルダなどの階層関係を図面に表示するツリーを含むウィンドウ。
- Mechanical 以外の画層
- AutoCAD の LAYER[画層管理]コマンドを使用して作成される画層。
- Mechanical 画層
- AutoCAD Mechanical ツールセット コマンドで作成されるオブジェクトにあらかじめ割り当てられている特殊な画層のセット。現在の画層に関係なく、AutoCAD Mechanical ツールセット ではこれらの割り当て済み画層にオブジェクトを作成します。画層が図面内に存在しない場合は、自動的に画層が作成されます。
- Mechanical 画層定義
- AutoCAD Mechanical ツールセット が、ブロック定義の保存時と同様の方法で図面のデータ領域に保存する、グラフィカルではない画層に関する記述。画層定義は、画層を必要に応じて作成するために AutoCAD Mechanical ツールセット コマンドで使用されます。
- NC
- 数値制御(Numerical Control)。製造業で、2.5 軸の機械加工のために数値データを使用して、機械工具の動きの制御を表現すること(2.5 軸加工)。
- R 取り半径の参照線作図
- 側面図または平面図で R 取り半径を表示する細い線分。
- Vario データベース
- すべてのパラメトリック テンプレートを管理するデータベース。このデータベースは、テンプレートを開いたり保存するために必要です。
- [UCS]
- ユーザ座標系(User coordinate system)。ユーザ定義の座標系で、3D 空間で、X、Y、Z 軸の方向を定義します。UCS は、図面内で、ジオメトリの既定値の配置を設定します。「ワールド座標系(WCS)」を参照。
- おねじ
- 円柱状面の外側に形成されたねじ。
- ざぐり穴
- ある穴と同心で、かつこれより径の大きな未貫通穴のことであり、ボルトやねじの頭がパーツの表面と同一面またはこれより下になるようにするものです。
- すりわりの幅
- すりわりの幅とは、締結部品の軸に垂直な面上で計測した、すりわりの側面と締結部品の頭の表面との交差部分間の距離、またはすりわりの側面とナットの上面との交差部分間の距離のことです。
- すりわり付き
- すりわり付きとは、上面の中心を通る、直線状のすりわりのある頭のことです。
- たわみモーメント
- たわみモーメントは、定義済みの応力の方向(F)または放射方向(s)に対して計算されます。
- たわみ線
- たわみ線は、定義済みの応力の方向(F)または放射方向(s)に対して計算されます。
- つば付きの締結部品の長さ
- つば付きの締結部品の長さは、頭の最大直径部分と座面との交差部分から最先端までの長さで、締結部品の軸に平行に計測されます。
- とがり頭
- とがりは、高い円錐状の頭部で、上部は小さく平らに切り取られ、座面は平坦です。
- なべ頭
- なべ頭は、座面と上面が平坦で、円柱状の側面と滑らかに丸みを帯びるようにつながっています。穴付きのなべ頭では、上面はほぼ楕円状で、円柱状の側面と滑らかに丸みを帯びるようにつながっています。
- ねじ
- ねじ山とは、1 ピッチ分のねじの部分のことです。一条ねじでは、1 回転に等しくなります。
- ねじ
- 円柱面上に、通常は断面の形状が同じで連続した突起を持つ、らせん状のねじ山。
- ねじの等級
- ねじに対して指定された、公差と許容差の規格等級を表す英数字。
- ねじの表記
- ねじのシリーズは、図面や表で使用される名称、および、さまざまな形状のねじやねじのシリーズの名称を表す大文字の省略形で表されます。一般的には、そのような省略形を組み合わせて表記されます。
- ねじりコイルばね
- ねじり力を吸収できるばね。
- ねじれ角
- リード角の余角。
- はめあい
- シャフト<so>しゃふと
- はめあい
- 対をなすパーツ(シャフトや穴など)がどの程度はまりあっているかを示しています。これらの寸法の許容差は、標準の形式で表わされます。
組み立てられるはめあいパーツのサイズ間の、組み立て前の設計上の差異に起因する関係。
はめあいは、はめあいパーツの設計時に、許容差や公差の 1 つの組み合わせを適用した結果、得られる隙間の度合いを示す一般用語です。
- はめあいの種類
- はめあいの種類には、しまりばめ、隙間ばめ、中間ばめの 3 種類があります。
- はめあいの変動量
- かみ合わせにおけるはめあいの範囲。
- はめあい一覧
- 図面内のすべてのはめあいの一覧。はめあい一覧機能は、図面全体のはめあいを検索します。はめあいの集計後に、このリストを図面のどこに挿入するかを指示する必要があります。
- はめあい名
- 選択されたはめあいの名前(H7 など)。
- ひだ付き
- ひだ付きは、ネックの形状で、頭の下側の付近の軸部の周囲に、縦のリブが形成されます。
- ひれ
- 両ひれ付きボルトのひれは、締結部品の頭部の下にあるキーの形状で、組み立て中または使用中に締結部品の回転を防ぐ機能を持ちます。
- めねじ
- 円柱状面の内側に形成されたねじ。
- らせん
- 円柱を包む平面上に形成される、軸に対してある角度を持つ直線によって形成された曲線。
- アクション領域
- コントロールに対する変更がダイナミックに図面に反映される、[寸法形式編集]ダイアログ ボックス内の領域。
- アタッチ
- 参照ファイルを現在のアセンブリ ファイルに接続すること。アタッチは、現在のファイルを保存した後もこのファイルに保持されます。
- アタッチ解除
- アセンブリ内の外部参照としてのファイルを完全に削除します。
- インスタンス
- 図面に挿入され、定義(ブロック定義、コンポーネント定義、ビュー定義、またはフォルダ定義)に保存されたデータを表示するオブジェクト。図面では、1 つの定義に複数のインスタンスが存在することができ、ジオメトリの再利用に有効です。
- インチあたりのねじ山
- インチあたりのねじのピッチ数。インチで表された軸ピッチの値の逆数です。
- インチあたりの巻き
- インチあたりの巻き数は、インチで表されたリードの逆数になります。
- エッジ
- 面の境界。
- エッジ記号
- オブジェクトのエッジの記述に使用される記号。特定の製造プロセスを使用して生成されます。オブジェクトのエッジは、基本記号、エッジ寸法、および記号要素(+ または -)で構成されます。また、エッジ寸法の上限と下限を指定することもできます。
- エンティティ フィルタ
- 定義した画層上のエンティティにかけるフィルタ。
- オブジェクトのプロトタイプ
- 画層とオブジェクトのプロパティ。
- カスタム バルーン
- ブロックを使用して作成された、カスタムな形状を持つバルーン。
- カスタム パーツ一覧
- ブロックを使用して作成された、カスタムなパーツ一覧。
- カスタム規格
- [オプション]ダイアログ ボックスの[AM:規格]タブで作成した、名前付きのユーザ定義規格。カスタム規格を作成するときの設定は、その基となる規格の設定と同じです。ただし、規格の要素を任意の値にカスタマイズでき、カスタム規格の基となる規格では許可されない値にすることも可能です。
- カム
- カムを使用しない限り得られないような、特殊で変則的な動きを可能にするギアの一種。
- クローズド エンド
- 製造時にリベットの端はソリッドで、取り付け後も、ブラインド側では閉じたままになります。
- グリップ
- 一般的に、締結部品のグリップとは、組み立て時に締結部品が固定するように設計された材料やパーツの厚さのことです。
- コーティング
- コーティングとは、金属や有機化合物などの材料を締結部品の表面に塗布することです。
- コーナーの幅
- 六角、四角、または長方形の形状の締結部品のコーナー間の幅は、締結部品の軸に垂直に計測した、2 つの側面の交差部分から対向する 2 つの側面の交差部分までの幅のことです。
- コンテンツ エディタ
- コンテンツ ライブラリからカスタム コンテンツを編集するための編集環境です。
- コンテンツ画層
- コンテンツ エディタのみでアクセスできる特別な画層グループです。各画層上で、その画層に対応する Mechanical オブジェクトにジオメトリをマップするために使用します。
- コンポーネント ビュー
- パーツまたはサブアセンブリのビューを表すジオメトリを含むフォルダ。Mechanical ブラウザ上で、コンポーネント ビューは常にコンポーネント ノードの子です。
- コンポーネント
- パーツまたはサブアセンブリを表す Mechanical ストラクチャの要素。2D 図面では、パーツまたはアセンブリが 1 つまたは複数のビューで表現されます。したがって、コンポーネントはコンポーネント ビューのコンテナとみなすことができ、パーツまたはアセンブリのビューは、Mechanical ブラウザのコンポーネント ノードの下に収集されます。
- コンポーネント定義
- AutoCAD Mechanical ツールセット が図面のデータ領域に保存する、Mechanical ストラクチャのコンポーネントのグラフィックではない記述。ブロック定義の保存方法に類似しています。
- ゴースト コンポーネント
- 再構築の途中にある Mechanical ブラウザのコンポーネント。ゴースト コンポーネントは、1 つまたは複数のコンポーネント ビューが再構築されて、残りのビューも再構築されるまで、一時的に「ゴースト」の状態になったときに発生します。
- サーフェス指示記号引出線
- 追加の引出線(矢印、引出線、基準線)を幾何公差記号およびデータム ID 記号に追加し、エッジではなくサーフェスまたは面を指示できるようにします。
- サブビュー
- 注釈ビューの一部。注釈ビューが作成されたコンポーネントのコンポーネント ビューを表します。Mechanical ブラウザでは、サブビューは注釈ビューの下にネストされます。
- システム エディタのキー
- Windows のレジストリに格納される環境変数。これらの変数は通常はシステム エディタを使用して修正しますが、その際に変数のことを「キー」と呼びます。システム エディタを表示するには、AMOPTIONS[オプション]コマンドを使用し、[AM:基本設定]タブ、[システム]ボタンの順にクリックします
- シャフト ジェネレータ
- 回転する軸対称パーツを作成するツール。シャフトは通常、別々の断面を使用して左から右へ作成します。これらの断面は、自動的に 1 つずつ順に配置されます。また、シャフトの断面を挿入、削除、編集することもできます。
- シャフトの破断線
- シャフトを切断する線です。シャフトは点で切断され、シャフトの破断線記号が適切な大きさで挿入されます。
- ショルダ
- ショルダとは、ねじ部品の円筒部、またはねじなしの締結部品の軸部の太くなった部分のことです。
- スクリプト ジェネレータ
- 選択した図面セットで作業できるようにする機能。スクリプトでは、LISP ルーチンを必要なだけ結合できます。
- スクリプト
- スクリプトには、1 つの SCRIPT[スクリプト実行]コマンドによって連続して実行される AutoCAD コマンドのセットが含まれます。スクリプト ファイルは、テキスト形式で保存され、拡張子 SCR で外部ファイルに保存されます。
- ステップ幅
- NC レコードに使用する各点の距離を指定します。
- ステンレス鋼
- ステンレス鋼は、耐腐食性のある合金鋼で、12% 以上のクロムを含みます。
- スプロケット
- チェーンからシャフトへ、またはシャフトからチェーンへ動力を伝える歯車。
- ソケットの深さ
- ソケットの深さとは、締結部品の軸に平行に計測された、穴とソケット頭の表面との交差部分から穴の底までの距離のことです。ソケット頭ねじの場合、有効な穴の深さは、キーのはめあいとして指定されることが大半です。これは、穴とソケット頭の表面の交差部分からキーやレンチが挿入できる深さまでの距離を、同様の方法で計測したものです。
- ソケットの直径
- ソケットの直径とは、締結部品の軸に垂直な面上で計測された、ソケットの最端部と頭の表面の交差部分の直径のことです。
- ソケットの幅
- ソケットの幅とは、締結部品の軸に垂直な面上で計測された、向き合った穴の側面と頭の表面との交差部分間の距離のことです。
- ソケット頭
- ソケット頭は、上面が平坦で面取りされていて、円柱状の側面は滑らかか、刻みが付けられており、座面は平坦です。通常、六角穴が上面の中心に形成されます。
- ダイ フィン
- ダイ フィンとは、わずかな量の余分な材料、またはオープン ダイ ヘッド加工により製造された、締結部品の座面や円筒部に存在することのあるフラッシュのことを指します。
- ダイナミック ドラッグ
- 標準部品を側面図に挿入するときに、カーソルを使用してサイズを指定する操作。標準部品は画面上にダイナミックに表示され、ドラッグして別のサイズおよび長さに変更できます。値(サイズ)は標準部品データベースから取得されます。
- テーパ
- テーパとは、締結部品の 1 つの側面と軸の間の角度のことです。テーパは、頭、軸部、その他の締結部品の各部を表すこともあります。
- テーパ角度
- らせん状スイープを作成するときのテーパとなる角度。
- テンプレート
- 新しい図面のための開始点として機能する、あらかじめ形式が設定されている図面。新しい図面の作成時にはテンプレートの選択を求めるプロンプトが表示されます。図面ファイル(DWG ファイル)はいずれもテンプレート ファイル(DWT ファイル)として保存できます。一般に、テンプレートには規格や表題欄など会社固有の基本設定が含まれています。
- データム ID
- 枠と参照文字から成る記号。
- データム ターゲット
- 理論的に正確な平面、線分、またはプロファイルを確立するために使用されます。どのフィーチャにも許容差が含まれるため、データムによってサーフェス全体の幾何公差をコントロールすることは実用的でない場合があります。実用的なデータを指定するために、データム ターゲットと呼ばれる位置が選択され、図面上に示されます。データム ターゲットは、点、線分または領域のいずれかです。
- ディジタイジング
- 機械的装置を使用して、手動または自動で、図面上の線分の 2D 形状や物理モデルの 3D 形状をなぞって電気的に記録する処理のこと。
- トラス頭
- トラス頭は、上面が低く丸く、座面は平坦です。トラス頭は、指定されたねじのサイズに対して丸皿頭よりも直径が大きくなります。
- ドリル穴
- ざぐりや皿穴を持たない、単一径の穴。
- ナットの厚さ
- ナットの厚さとは、ナットの軸に平行に計測された、ナットの上面から座面までの全長のことです。
- ナットの幅
- ナットの幅とは、六角ナット、四角ナット、または 12 ポイント ナットの向かい合った平面間の距離のことです。
- ネック
- ネックは、次の形状を指定するために使用されます。
- - 回転防止などの特定の機能を持つ、締結部品の頭の近くの円筒部の、特定の形状の部分、および
- - 設計上または製造上の理由で必要な、締結部品の軸部の直径が小さい部分
- バインド頭
- バインド頭は、上面が丸く、側面がわずかにテーパ状で、座面が平坦です。軸部に隣接してアンダーカットが形成されていることもあります。
- バルーン
- アセンブリ内のコンポーネントを部品表に結びつける円状の注釈タグ。
- パーツ リスト
- 部品表データベースから生成された、パーツとその関連属性のダイナミックなリスト。アセンブリにパーツの追加や削除があると、パーツ一覧に自動的に反映されます。
- パーツ画層
- 標準部品が配置されている画層。標準部品の画層には、接尾辞として AM_*N が付いています。
- パーツ参照
- 部品表にアタッチされるパーツ情報。図面のパーツに関連付けられます。
- パーティション
- 隣接する結合メンバーの中心間の距離(mm またはインチ)。他の寸法はピッチに比例します。ピッチとも呼ばれます。
- パラメトリック寸法
- ジオメトリのサイズをコントロールするために、Autodesk Mechanical Desktop および Autodesk Inventor で使用される特殊なタイプの寸法。寸法値を変更すると、新しい寸法値を反映するように関連付けられたジオメトリのサイズも変更されます。AutoCAD Mechanical ツールセット では、Autodesk Inventor のリンク機能を使用して Inventor のパーツまたはアセンブリ ファイルを開くことで、Inventor で作成されたパラメトリック寸法を表示できます。
- パラレル ガイド
- 垂直方向に自由度を持つ支持。
- パワーイレース
- 削除用コマンド。パワーイレースは、パワーディメンジョンで作成したパーツ参照番号や寸法を削除する場合に使用します。
- パワーエディット
- 図面上のすべてのオブジェクトを編集するコマンド。
- パワーオブジェクト
- 追加情報を含むオブジェクトまたは図面オブジェクトのグループ。
- パワーコピー
- 図面オブジェクトを図面上の別の位置に複写するコマンド。パワーコピーを使用すると、複写対象のオブジェクトと同一の複写物が作成されます。
- パワーコマンド
- パワーコピー、パワーリコール、パワーエディット、パワーディメンジョン、パワーイレース、パワービューの総称。
- パワーディメンジョン
- 線分、半径、直径の各寸法の生成に非常に便利なコマンド。寸法の生成に必要なアクションの数を最小化します。パワーディメンジョンを使用すると、選択した点に基づいて、長さ寸法の種類(水平、垂直、整列)が自動的に選択されます。
- パワービュー
- 標準部品の側面図から、簡単に平面図を作成できるコマンド。
- パワーリコール
- 既存の図面オブジェクトをクリックすると、そのオブジェクトを作成するためのコマンドが表示されます。
- ビューポート
作図モードで、図面ビューが表示される領域を指します。
- ビュー尺度
- モデル尺度に対する基準図面の尺度。また、ベース ビューを基準にした従属ビューの尺度もビュー尺度といいます。
- ビュー定義
- AutoCAD Mechanical ツールセット が、ブロック定義の保存時と同様の方法で図面のデータ領域に保存する、グラフィカルではない 2D Mechanical ストラクチャのコンポーネント ビューに関する記述。
- ピッチ
- らせん上のパス上の 1 点から、隣接するらせんの対応する点まで、ねじの軸に平行に計測された距離。
等間隔のねじのピッチは、ねじの軸に平行に計測された、同一軸平面内の、軸に対して同じ側にある、隣接するねじ山の対応する点間の距離。ピッチは、リードをねじ山の開始点の数で割った値に等しくなります。
- ピッチ径
- スプロケットにチェーンが巻きつけられている場合の、リンク ピンの中心を通るピッチ円の直径。
平行ねじでは、ピッチ径はピッチ円筒の直径です。
- ピッチ線分
- ピッチ円筒の定義で指定された円筒を作成します。
- フィーチャ ID 記号
- 公差のフィーチャを指定します。
- フィーチャ
- データムの元として使用可能なパーツのあらゆるコンポーネント。次のフィーチャがあります。
- - 平面サーフェス(フィーチャのサイズは、考慮されません)
- - 1 つの円柱状または球状のサーフェス、または平行な 2 つの平面サーフェス(このようなサーフェスはすべて、サイズを表す寸法に関連付けられます)
- フィレット
- あるパーツの面またはサーフェスから別の面またはサーフェスへの曲線的移行部です。フィレットでは、外側のエッジを切り落とすか、または内側のエッジを埋め込みます。フィレットには一定または可変の半径を指定することができます。
- フォルダ
- 1 つまたは複数の図形オブジェクトを結合するブロックに類似したオブジェクトで、Mechanical ブラウザではフォルダのアイコンで表されます。フォルダは、Mechanical ストラクチャの中で最も柔軟な要素であり、ジオメトリや他のフォルダを含めることができます。
- フォルダ定義
- AutoCAD Mechanical ツールセット が、ブロック定義の保存時と同様の方法で図面のデータ領域に保存する、グラフィカルではない Mechanical ストラクチャ フォルダに関する記述。
- フランク
- らせん状面の一部で、山の頂と谷底を接続します。理論的には、軸平面の断面では直線です。
- フランク角度
- 軸平面内で、フランクと、ねじの軸に対して垂直な直線とで形成される角度。
- ヘッダ ポイント
- ヘッダ ポイントは、通常、ヘッダ加工時に形成される面取りされた先端のことです。ねじブランクは、ねじが回転する前に面取りされます。特定のサイズと長さの小ねじに適用されます。
- ペーパー空間
- AutoCAD のオブジェクトが配置される 2 つの主な空間の 1 つ。ペーパー空間は、製図や設計作業とはまったく異なる、印刷用の最終的なレイアウトの作成に使用されます。ペーパー空間のビューポートは、[レイアウト]タブを使用して設定します。「モデル空間」と「レイアウト」を参照。
- ボタン頭
- ねじ部品のボタン頭は、上面が低い丸形になっており、座面が広くて平坦です。
- ボルトのテンプレート
- 以前に保存された、頻繁に使用されるねじアセンブリを含めることができるテンプレート。
- マス プロパティ
- 密度に基づいた、パーツやモデルの体積情報。マス プロパティには、重心、主軸、慣性モーメント、質量が含まれます。
- マスター ビュー定義
- マスター ビュー定義(MVD)は、ファイル名の名前の付いた、ブラウザのルート ノードです。MVD は、すべてのフォルダとビューの一番上の親になります。
- マルチ エディット
- 寸法のセットを選択して複数の寸法を同時に編集できるオプション。
- メインの部品表
- 図面ファイルのすべてのパーツの一覧を含むダイナミックなデータベース。パーツ番号、メーカー、数量などの関連属性を含むパーツ一覧を生成する場合に使用します。
- モーション セグメント
- 遷移図の一部。一部のセグメントを設計によって定義できます。たとえば、90 度の回転で最大変位量(15 mm)を与える場合などが該当します。
- モデル空間
- AutoCAD のオブジェクトが配置される 2 つの主な空間の 1 つ。通常、ジオメトリック モデルは、モデル空間と呼ばれる 3 次元座標空間に配置されます。このモデルの、特定のビューと注釈の最終的なレイアウトは、レイアウト モードで配置されます。「レイアウト」と「ペーパー空間」を参照。
- ライブラリ
- パーツ(ブロック、図面)をライブラリに保存する機能。
- ランゲージ コンバータ
- 選択したブロックのテキスト、属性値、マルチライン テキスト、属性の既定値を他の言語にダイナミックに変換するツール。
- レイアウト
- タブの付いた環境であり、ここで印刷対象のペーパー空間浮動ビューポートの作成や設計をします。各図面に複数のレイアウトを作成できます。「モデル空間」と「ペーパー空間」を参照。
- レンチ溝
- シャフト ジェネレータで、標準レンチとフィットする 2 面、4 面、6 面のセグメントの断面図。
- ローカル コンポーネント
- Mechanical ストラクチャのコンポーネントのインスタンスで、インスタンスと同じ図面に定義が保存されています。
- ローカル化
- 外部参照コンポーネントをローカル コンポーネントに変換する処理。
- ローラ チェーン
- チェーンの全長に等間隔に交互に配置されている、ローラ リンクとピン リンクの 2 種類のリンクから構成されているチェーン。
- ワールド座標系(WCS)
- すべてのオブジェクトと他の座標系を定義するための元になる座標系。「ユーザ座標系(UCS)」を参照。
- 亜鉛めっき
- 亜鉛めっきは、鉄や鋼を亜鉛でコーティングする処理で、初期の頃は、直流と亜鉛陽極が使用されていました。
- 圧縮コイルばね
- 圧縮して圧力を吸収できるばね。
- 引出線
- 既存の引出線に引出線を追加するためのコマンド。
- 引張りコイルばね
- 張力を吸収できるばね。
- 隠線
- 指定したビューから見えない線分。たとえば、正面図では、正面の後ろにある線は表示されなくなります。
- 隠線処理
- 重なり合うオブジェクトのグループが、3D 表示でどのように編成されるかを記述したもの。隠線処理は、AM2DHIDE[2D 隠線処理]コマンド、またはAMSHIDE[関連隠線処理の作成]コマンドを使用して作成することができます。AMSHIDE は、Mechanical ストラクチャと連携して使用するよう設計されており、これを使用して作成された隠線処理は Mechanical ブラウザで表示されます。
- 右ねじ
- 右回りにねじ込まれるまたはねじ止めされるねじ。
- 円錐
- 底面が丸く、先端が尖っている立体。
- 円柱の軸
- 円柱の軸に平行に標準部品または穴を挿入するためのオプション。
- 円柱の半径
- 円柱の側面に対して標準部品または穴を挿入するためのオプション。
- 円筒部
- ねじ部品の円筒部とは、軸部のねじがない部分のことです。
- 円筒部の直径
ねじ部品の円筒部の直径のことです。
- 応力
- パーツにかかる荷重または圧力。応力は単位面積あたりの荷重です。
- 下の寸法許容差
- 基準寸法(呼び寸法)と最小許容寸法の差。
- 下限許容値
- 負の寸法許容値。
- 下書き線(C-line)
- 双方向に無限に延びる直線、または 1 点から始まり 1 方向に無限に延びる放射線で、図面領域に挿入できます。下書き線を使用して、重要な点(たとえば穴の中心点)を他のビューや図面領域に挿入することができます。
- 仮想交点
- 2 つの線分が平行でない場合、仮想交点を持ちます。仮想交点は、延長線の交点です。
- 加速度グラフ
- ロッカーの回転角加速度およびカム プレートの直線駆動要素または回転角加速度のグラフ。
- 可動支持
- 固定されていない支持。
- 荷重
- パーツに作用する力とモーメント。
- 画層グループ
- 図面内の関連項目が含まれた Mechanical 画層のセット。画層グループを使用して作業すると、特定の画層グループやコンポーネント全体を非アクティブにできるという利点があります。図面や全容の再描画にかかる時間が短縮されます。
- 画層定義
- AutoCAD Mechanical ツールセット が、ブロック定義の保存時と同様の方法で図面のデータ領域に保存する、グラフィカルではない画層に関する記述。画層定義は、画層を必要に応じて作成するために AutoCAD Mechanical ツールセット コマンドで使用されます。
- 解像度(カム プレート)
- 曲線の精度をコントロールします。小さい数値を指定すると、計算時間が長くなります。初期設計には、大きい数値を使用します。
- 開放
- リベットは、端が開放された状態になるように製造されます。つまり、リベット ボディの全長にわたって中空になっています。
- 外部化
- ローカル コンポーネントを外部参照コンポーネントに変換する処理。この処理では、新規図面を作成し、コンポーネントの定義を新規ファイルに移動することで、そのコンポーネントを外部参照コンポーネントとしてレンダリングします。
- 外部参照コンポーネント
- Mechanical ストラクチャのコンポーネントのインスタンスで、他の図面に定義が保存されています。
- 外部図面
- 現在のアセンブリ ファイル以外のファイルに保存されている図面参照。
- 拡大領域
- ズーム ビューポートに対応して、特定の拡大領域を表示します。ズームの前に各尺度を確認することができます。
- 角根
- 角根とは、頭の下面と一体化された四角のショルダを持つネックの形状のことです。
- 干渉
- パーツ同士が重なり合っている部分。
- 管理者環境設定ファイル
- システム設定が記述されているファイル。このファイルへのパスは、Windows レジストリ サブキーである ¥HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Autodesk¥AutoCAD¥[AutoCAD バージョン番号]¥[製品 ID]¥Mechanical¥SYSTEM のエントリ AdminCfgPath に含まれます。
ここで
* [AutoCAD バージョン番号]は、AutoCAD のバージョン ID です。AutoCAD 2008 の AutoCAD バージョン ID は、R17.1 です。
* 製品 ID は、製品と言語によって異なる番号で、通常、ACAD-4003:409 のようになっています。
通常、レジストリ サブキーは次のようになっています。
¥HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥Autodesk¥AutoCAD¥R17.1¥ACAD-4003:409¥Mechanical¥SYSTEM
- 簡易溶接
- 簡易ビューおよび断面に円弧および V 字形の溶接を作成します。楕円、円、円弧、線分、ポリラインを使用して溶接を作成できます。
- 丸皿アンダーカット頭
- 丸皿アンダーカット頭は、短いことを除けば、標準の丸皿頭と同じ基本的な頭部形状です。ねじの頭は、基本的な頭部形状と比べて、側面の高さが 70% にアンダーカットされているので、ねじ部を長くできます。
- 丸皿頭
- 丸皿頭は、上面が丸く、座面が円錐状で、呼び角度は 82 度です。
- 丸先
- 丸先は、円形状の先端のことです。冠状端とも呼ばれます。
- 丸平頭
- 丸平頭は、上面が丸く、側面が円柱状で、座面が平坦です。
- 基準サイズ
- 基準サイズとは、許容差や公差を適用して許容サイズを指定するときの、元になるサイズのことです。
- 基準寸法
- 寸法を結合、挿入、および位置合わせするために選択した最初の寸法。
- 基本画層
- 作業用画層と標準部品画層で構成される画層。基本画層は各画層グループに繰り返し再現されます。
- 幾何公差
- 形状や外形線、方向、位置、振れの許容差のカテゴリを表す一般的な用語。
- 幾何公差記号
幾何特性や幾何公差の指定に正確で簡潔な意味を与える記号。記号には、必要に応じて、補足の注釈をつけることができます。
- 記号と表記
- ねじに関する記号は、2 種類あります。
- - ねじの寸法とねじ製品を表す文字記号
- - 図面で使用される、さまざまな標準ねじの形態、ねじのシリーズ、機能を表す略語
- 給油装置グリースニップル
- グリースニップル パーツ装置。
- 許容差
- 指定された寸法(呼び寸法)からの、許容される変動の範囲(例: 20 0.1)。
許容される寸法のサイズの差の範囲。最大サイズと最小サイズの差のことです。
許容差は、寸法サイズの最大許容値です。つまり、許容差とは、最大サイズと最小サイズの差のことです。
- 距離スナップ
- 寸法記入されるオブジェクトから一定の距離に固定する機能。
- 計算オブジェクト
- 工学計算の結果である、モデル空間内のオブジェクト。カム、たわみ線、モーメント線、断面 2 次モーメント、ねじ計算、シャフト計算などがあります。
- 隙間
- パーツが緩く結合された部分。
- 隙間ばめ
- かみ合っている、組み合わされたパーツ間のはめあい。材料が最大条件を満たすときに隙間ができます。
- 穴
- ドリル穴、ざぐり、皿穴などの規格形状を備えたフィーチャ。
- 穴の深さ
- 穴の深さとは、締結部品の軸に平行に計測された、頭の表面と穴の最大径の交差部分から穴の底までの距離のことです。
- 穴の直径
- 穴の直径とは、締結部品の軸に垂直な面上で、穴の最も外側の先端部分と頭の表面との交差部分の間隔を計測した値のことです。
- 穴の幅
- 穴の幅とは、締結部品の軸に垂直な平面上で、穴の側面と頭の表面の交差部分の間隔を計測した値のことです。
- 穴座標寸法
- プレートの穴の X および Y 座標と半径を含む表。
- 穴付き頭
- 穴付き頭は、特別なきざみや凹部が上面の中心にある頭のことです。一般的な穴付き頭には、十字穴、クラッチ穴、四角穴の 3 つがあります。
- 検査寸法
- 製造プロセス中に検査する必要のある、部品にとって重要な寸法です。通常、検査寸法には、寸法、寸法値、寸法を検査する頻度を一意に識別するラベルが用意されています。
- 研削
- 研削とは、砥石車を使用し、表面の材料を切削して除去する処理のことです。
- 研削ねじ
- 研削ねじとは、フランクを研削処理で仕上げたねじのことです。
- 現在の規格
- 現在、注釈および Mechanical オブジェクトの表示形態と作成時の動作をコントロールしている製図規格です。現在の規格は、[オプション]ダイアログ ボックスの[AM:規格]タブの[規格]ボックスに表示されます。
- 呼び寸法
- 理想的な寸法値。
呼び寸法は、一般的な識別を目的として使用される指定値です。
- 固定支持
- パーツに固定された支持で、動かすことはできません。
- 公差
- 特定の寸法、位置、規格、または値からの変化の量。
- 勾配
- 水平方向から測定した角度。
- 構築ジオメトリ
- 下書き線で作成される線分または円弧。構築ジオメトリを 2D 図面で使用すると、輪郭線の形状の定義に役立ちます。
- 溝
- サーフェス(たとえばシャフト)に作成された細長いパス。
- 溝の深さ
- つば付きの締結部品の溝の深さは、締結部品の軸に平行に計測された、頭の最も高い部分から、溝の底と頭または座面との交差部分までの距離です。ナットや頭なし締結部品の溝の深さは、締結部品の軸に平行に計測された、上面から溝の底までの距離です。
- 合金鋼
- 合金鋼とは、明確な機械的、物理的性質(高温での優れた強度、靭性など)を得るために添加された炭素以外の元素を含む鋼のことです。
- 左ねじ
- 左回りにねじ込まれたり、ねじ止めされたりするねじ。左ねじは、すべて LH と表示されます。
- 座標系
- パーツ ファイルやアセンブリ ファイル内の、点、線分、曲線、平面の位置を決めるための 1 組のベクトルの大きさ(画面上には、X 軸、Y 軸、Z 軸で表示されます)。既定値では、グリッドが座標系のアクティブなスケッチ平面に表示されます。
- 座標寸法記入
- 一般に、これらの座標寸法記入法は、テープまたはコンピュータ制御の自動生産用機械で使用されるデータの要件を満たしています。
- 座付き六角頭
- 座付き六角頭は、上部に六角頭が付いた、つば付き頭のことです。
- 最小サイズ
- 下の寸法許容差を足したパーツの呼び寸法。パーツは、常にこのサイズ以上になります。
- 最小隙間
- パーツが緩くフィットする、最小のはめあい間隔。
- 最大サイズ
- 上の寸法許容差を足したパーツの呼び寸法。パーツは、このサイズを超えません。
- 最大隙間
- パーツが緩くフィットする、最大のはめあい間隔。
- 作業画層
- 現在作業中の画層。
- 作図モード
- モデルの図面を作成するためのレイアウトの設定を行います。作図モードがオフの場合は、モデル空間で作業することになります。
- 皿ばね座金
- 小さなたわみで比較的大きな荷重を支えることができる座金タイプのばね。荷重とたわみは、ばねを重ねて使用することで大きくできます。
- 皿穴
- ボルトやねじの頭をパーツの表面と同一面またはこれより下になるようにするための面取り穴。
- 皿頭
- 皿頭は、円形状で、上面が平坦であり、座面が円錐状になっています。頭の角度は、リベットの種類により異なります。
- 参照寸法
- 部品にとってあまり重要でない寸法です。製造プロセス中に検査する必要はありません。
- 仕上げ
- 仕上げとは、通常、製造後に化学処理または有機処理が行われた、締結部品の面の状態を表します。締結部品によっては、機械的な加工の結果としての表面の状態や精度のことを、仕上げということもあります。
- 四角頭
- 四角頭は、上面が平坦で、4 つの側面が平坦で、座面が平坦です。止めねじの四角頭は、上面が丸く、頭の下部はテーパ状か円形状で、直接円筒部につながっています。
- 子図面自動作成
- 部品の詳細図面を、特定の尺度で、枠と表題欄を付けて自動的に挿入する機能。画層グループや特定の要素を、子図面を自動生成するためのコンポーネントとして設定できます。
- 歯車
- あるパーツから別のパーツへ力を伝え、力の速度、または移動方向をコントロールするための任意のパーツ、特に歯状突起の付いた輪の組み組み合わせを指します。
- 自動寸法記入
- 寸法図形を自動的に記入するためのさまざまなオプションを提供する機能。寸法の原点を指定します。この機能は、加工物のエッジを検索し、選択された寸法タイプに従って、寸法を記入します。
- 自由なオブジェクト
- モデル空間の基本的なジオメトリ(線分、円弧など)。
コンテキスト内の「自由なオブジェクト」という語句は、関連隠線処理において使用されます。自由なオブジェクトと同様にコンポーネント ビューやフォルダなどのストラクチャ エンティティも互いに重なります。たとえば、円と長方形を含むコンポーネント ビューで一方が他方に重なる場合、自由なオブジェクトを 2 つ含む隠線処理になります。
- 軸受の計算
- 制限値、基本動定格荷重および基本静定格荷重、動等価荷重および静等価荷重、寿命を回転数と時間数で計算します。
- 軸対称線
- 作成された線分セグメントに対称で、中心線で自動的にミラー化されるセグメント。
- 尺度モニター
- 各ビューポートの尺度をコントロールする機能。
- 集中荷重
- 1 点に加わる荷重。
- 詳細
- 設計図面で、表示および寸法記入ができない部分を指します。表示全体(面の指示記号)を拡大することができます。
- 上の寸法許容差
- 呼び寸法からの正の(または最大の)許容差。
- 食付き部の先端
- 食付き部の先端とは、全とがり先のことで、端はほぼ平坦で、締結部品の軸に垂直になっています。ねじ部品の食付き部の先端は、通常、中心角が 45 ~ 90 度で、直径は、ねじの谷の径と同じか、わずかに小さくなります。食付き部の先端は、組み立て時に、締結部品を穴に挿入しやすくするためのものです。
- 振れ
- この用語は、ねじ部品に使用される場合、特別に指定のない限り、ピッチ円筒に対する外径円筒か内径円筒の円形状の振れのことを言います。
- 親ビュー
- 他のビューの基本になる図面ビューのこと。たとえば、ベース ビューは、アイソメビューや直交投影ビューの親ビューになります。
- 図面
- モデル空間またはレイアウトに図面ビューを配置したもの。
- 図面タイトル
- 右下隅に書かれた、図面についての情報のこと。
- 図面ビュー
- パーツやモデルを定義した方向から見た図。図面ビューはレイアウト モードで配置され、互いにパラメトリックな関係を保ちます。
- 図面枠
- 技術図面に使用される標準枠。
- 図面枠内の部品表
- 図面枠の範囲内のパーツすべての一覧を含む部品表データベース。図面枠内の部品表を作成するには、図面に 1 つまたは複数の図面枠が含まれる必要があります。
- 寸法許容差
- 許容差の範囲(上の寸法許容差と下の寸法許容差)。
- 静的計算
- 停止状態にあるか曲線運動している軸受にかかる荷重、または少数の回転(n < 20 1/min)に必要な計算。
- 切断線
- 断面を定義する、2D ビューを通る線分。
- 切断線
- 断面図のパスを指定するために使用されます。
- 切断面線
- 作業断片の仮想切断線。矢印で切断方向が示されます。切断線とも呼ばれます。
- 接線
- 2 つの部品が指定された点で同じ勾配を共有する状態。
- 先端
- 締結部品の先端は、つば付き締結部品の軸部の端、または頭なし締結部品の各端の構造を表しています。
- 先端角
- 先端角とは、先端の中心角のことです。
- 先端径
- 先端径は、締結部品の最も先端の直径の計測値のことです。先端径は、先端のタイプにより、食付き部の径またはパイロット径と呼ばれることもあります。
- 先端長さ
- 先端長さとは、締結部品の軸に平行に、最も端から計測された先端部の長さのことです。先端長さは、先端のタイプにより、食付き部の長さまたはパイロット長と呼ばれることもあります。
- 先端半径
- 先端半径とは、丸先または球状の先端の球面の半径のことです。
- 線分グループ
- 共通の特性を共有するポリラインやスプラインの集合体(たとえば、互いに平行な線分)。
- 選択基準
- 会社の規格に基づいてパーツの基本設定を設定できるオプション。たとえば、M8 より大きい六角穴付きボルトだけが会社で使用されているとします。この場合は、M8 以下の六角穴付きボルトに関する会社の基本設定を削除します。
- 遷移
- 真の隙間または干渉の間のはめあい。
- 前景
- 3D 表示で対象物の手前側にあるオブジェクト。前景は、別の輪郭線の背景であることもあります。
- 全とがり先
- 全とがり先は鋭い円錐状の先端で、組み立て時にねじを貫通させたり、位置合わせする働きをします。
- 速度(カム プレート)
- 直動要素、またはロッカーの回転角度およびカム プレートの回転角度の速度グラフ。
- 対称偏差
- 最大値と最小値が等しい許容差値。
- 炭素鋼
- 炭素鋼とは、実質的に、炭素以外の合金材を含まない鋼のことです
- 断面 2 次モーメント
- 領域とソリッド ボディの重要な特性。標準公式は、面素および質量素粒子と基準軸からの距離の 2 乗との積から導かれます。したがって、断面 2 次モーメントは基準軸の位置により異なります。
- 断面
- パーツの切断面を示す、手動で作成される 2D ビュー。
- 中心線
- 対称オブジェクトの中心を通る線。中心線を作成する場合、始点と終点を指定します。
- 注釈
- 設計指示事項を記述するために、Mechanical Desktop 図面にアタッチされる文字やジオメトリなどの一連の AutoCAD 2D オブジェクトのグループ。例として、面の指示記号、部品番号、BOM(部品表)などがあります。
- 注釈ビュー
- パーツとアセンブリの注釈付けと詳細表示専用に使用される、単一コンポーネントの 1 つまたは複数のビューを格納したフォルダ。注釈ビューは、部品表(BOM)でコンポーネントの数量を増分せずに、コンポーネント ビューをインスタンス化する場合に使用されます。
- 直列寸法
- 常に最後の寸法の終点を参照する寸法記入方法。
- 頭
- 締結部品の頭とは、締結部品の一端の、引き伸ばされた形状のことで、座面として使用されます。
- 頭なしねじ部品
- 頭なしねじ部品では、通常、片方の端にショルダ、従事穴、または六角穴があります。
- 頭部の角度
- 頭の角度とは、頭の座面の中心角のことです。
- 頭部の高さ
- 座面が平坦な頭では、頭の高さは、締結部品の軸に平行に計測した、頂点から座面までの全長になります。座面が円錐状の頭では、頭の高さは、締結部品の軸に平行に計測され、ねじ部品の場合は、頂点から座面と延長されたねじ部の外径円柱の交差部分までの全長になります。ねじ部品以外では、頂点から座面と軸部との交差部分までの全長になります。平アンダーカット頭、または丸皿アンダーカット頭では、座面とアンダーカットとの交差部分までの距離になります。丸皿頭やアンダーカット丸皿頭では、この全長は頭の全高と呼ばれます。
- 頭部の直径
- 頭の直径とは、頭の周長が最大の部分の直径のことです。
- 動的計算
- 回転軸受に必要な計算です。計算結果は、調整定格寿命となります。これは現在一般的に使われている材料を標準的な動作環境で使用した場合の信頼性 90% の寿命です。回転数を基に、作動時間で示されます。
- 同一直線上
- 同じ勾配を持ち、かつ互いに一直線上にある複数の線分または線分エッジの相対位置。
- 同心円
- 同じ中心点または同じ投影中心点を共有する複数の円弧または円の相対位置。
- 内側隙間
- 同軸上ではめ合わされる構造に設計されたねじの、めねじの山の頂とおねじの谷底の間の半径方向の距離。
- 破断線
- 破断図の一部の領域を示す線分。
- 背景
- 図面を 3D として考えた場合、他の輪郭線、または他の輪郭線の背後にあるオブジェクトで覆われた輪郭線。背景は、別の輪郭線の前景であることもあります。
- 半径
- 円弧や円の中心点から円周上の点までの距離。
- 標準規格
- 国際的な製図規格(ANSI、ISO、DIN、BSI、GB、CSN、JIS)に準拠している、定義済みの製図規格。
- 表示方法
- 通常、簡易、およびシンボル モードでの、図面上の標準部品の表示方法。
- 表題欄
- 表題欄には一連の属性が含まれます。属性には既に値が割り当てられているものもあります。事前に割り当てられている値は変更できます。また、空の属性には新しい属性を入力することができます。
- 不完全ねじ部
- 加工物や消失円錐の円柱状面や端面と交差するために、山の頂か谷底のどちらか、または山の頂と谷底の両方が完全に形成されていないねじの外形。ねじのいずれかの端に形成されます。
- 不完全リードねじ部
- 底部では完全に形成されているが、山は完全に形成されていない、不完全なねじ部。
- 不完全振れねじ部
- 山では完全に形成されているが、底部は完全に形成されていない、不完全なねじ部。
- 部品表(BOM)
- パーツ一覧を含むダイナミックなデータベース。パーツ番号、メーカー、数量などの関連属性を含むパーツ一覧を生成する場合に使用します。
- 部品表属性
- 既定で属性(属性は非表示)を含むエンティティ。属性を使用すると、図面のパーツに情報を追加したり、パーツの詳細を記述することができます。部品表属性を変換したり、パーツ一覧を作成した場合、これらの属性の値はパーツ一覧属性に変換されます。
- 分布荷重
- 領域に分布して作用する荷重。
- 平アンダーカット頭
- 基準の頭の高さの 70% まで平アンダーカットされている点を除くと、基本的に標準の 82 度の平頭と同じです。
- 平丸平頭
- 平丸平頭は、上面が平坦で、側面が円柱状で、座面が平坦です。
- 平頭
- 平頭は、上面が平坦で座面が円錐状です。頭の呼び角度は 82 度です。
- 平面の幅
- 頭が六角または四角の締結部品の平面間の幅は、締結部品の軸に垂直に計測された、締結部品の向かい合った側面間の距離になります。
- 並列寸法記入
- 寸法補助線に位置合わせされ、図面下部または右側から読み込まれる寸法。
- 変位グラフ
- リフトとカム プレート回転角のグラフでカムを表したもの(直動要素)。駆動要素がロッカーの場合は、リフトはロッカーの回転角度に対応します。
- 面の指示記号
- 面のテクスチャの仕上げを指定する記号。これらの記号は、ジオメトリや(文字列やその他の記号を含む)注釈に関して、国際製図規格に準拠しています。
- 面の指示記号一覧
- 図面内のすべての面の指示記号の一覧。
- 面取り
- パーツのエッジを斜めに切断し、配置、サイズ、角度により定義される配置フィーチャ。
- 油脂加工
- 油脂加工とは、適切な腐食抑止用オイルを締結部品に塗布することです。
- 有効ねじ部
- 有効ねじ部は、完全ねじ部と、谷底が完全で山の頂が不完全な形状の切り上げねじ部を除いた不完全ねじ部を含みます。
- 遊び側フランク
- アセンブリ内で、外部からの軸荷重を受けないフランク。
- 溶接
- 金属の溶接には、金属が溶解状態まで熱せられ、融解する必要があります。
- 溶接記号
- 溶接に関する情報を指定します。
- 溶融亜鉛めっき
- 溶融亜鉛めっきとは、溶融した亜鉛の槽にパーツを浸して、被膜を形成する処理のことです。
- 履歴リスト
- 図面に変更を加えるたびに図面に挿入される行ブロック。この欄には、変更日付、変更責任者名、および変更の説明を記述することができます。
- 両ひれ付き
- 両ひれ付きとは、頭部の下の、頭部と一体になっている 2 つ以上のひれからなるネックの形状。
- 輪郭トレース
- いくつかのエンティティを結合して、セグメントで構成される閉じたポリラインを形成する機能。このポリラインは、寸法を計算するときなどに、コピーして編集できます。
- 輪郭外側
- オブジェクトの外側輪郭線を表示します。基礎画層 0、AM_0、AM_1、AM_2 上で境界エッジを選択する必要があります。
- 輪郭曲線
- カムのジオメトリック形状。
- 輪郭線画層
- AutoCAD Mechanical ツールセット がオブジェクトの線の描画に使用する特別な Mechanical 画層。[オブジェクト プロパティ設定]ダイアログ ボックスで最大 4 つの Mechanical 画層を輪郭線画層として設定できます。既定では、輪郭線画層は画層 AM_0、AM_1、AM_2 のみです。
- 輪郭内側
- オブジェクトの内側輪郭線を表示します。基礎画層 0、AM_0、AM_1、AM_2 上で境界エッジを選択する必要があります。
- 六角フランジ頭
- 六角フランジ頭は、上部に六角頭が付いた円形状のフランジのことです。
- 六角頭
- 六角頭は、上面が平坦かくぼみが付いており、6 つの側面と座面は平坦です。