この表示を使用して、イメージ データ定義を操作します。この表示は、新しい挿入を作成し、表示を管理し、複雑なラスター データの解析を行う場合に非常に便利です。
3 種類の表示には、次の 6 種類のオブジェクトがあります。
[イメージ データ定義]
[バンド グループ]
[バンド グループ メタデータ]
[データ バンド]
[カラー マップ]
[イメージ挿入]
図に示したように、各データ定義には、1 つまたは複数のバンド グループ(たとえば、Truecolor とモノクロ)が代替バンドと共に含まれています。バンド グループと同じレベルに、カラー マップ(例、RGB および BIN)があります。イメージ挿入は、それを定義しているカラー マップの従属として配置されます。ツリー上のイメージ挿入の場所は、[イメージ挿入]表示と[イメージ データ]表示の間で大きく異なります。
図面に挿入される 1 つまたは複数のイメージの、基礎とする配置設定を定義します。データ定義を右クリックし、次のオプションのあるメニューを表示します。
AutoCAD のイメージ データ定義(モノクロ、グレースケール、インデックス カラー、または True Color)の場合、新しい挿入は詳細の設定を除いた「クイック挿入」のように動作します。
シングルバンド浮動小数点(DEM)データ定義に対して、[パレット割り当てのカラー マップ]ダイアログ ボックスでカラー マップを選択します。
シングル バンドの整数(16 ビットまたは 32 ビット)のデータ定義の場合、サブメニューからグレースケールまたはパレット カラー挿入を選択できます。パレット カラーを選択すると、[パレット割り当てのカラー マップ]ダイアログ ボックスが表示されます。
マルチスペクトル データ定義の場合、サブメニューからグレースケール、パレット カラー、または擬似カラー挿入を選択できます。グレースケールを選択すると、[マルチスペクトル バンドの割り当て]ダイアログ ボックスが表示されます。パレット カラーを選択すると、[新しいパレット カラーの挿入]ダイアログ ボックスが表示されます。疑似色を選択すると、[バンド割り当てのカラー マップ]ダイアログ ボックスが表示されます。
バンド グループを右クリックすると、[イメージ データのプロパティ]ダイアログ ボックスが表示されます。
データ バンドを右クリックすると、[イメージ データのプロパティ]ダイアログ ボックスが表示されます。
条件付きのオブジェクトで、マルチスペクトル イメージ データの場合にのみ表示されます。
カラー マップを右クリックし、次のオプションが含まれたメニューを表示します。
カラー マップを編集:モノクロ イメージ用の[色を選択]、グレースケールまたはカラー イメージ用の[イメージ調整]など、この挿入のカラー マップを編集するためのダイアログ ボックスが表示されます。
その他のオプションには、DEM イメージ用の[パレット割り当てのカラーマップ]ダイアログ ボックスや、マルチスペクトル イメージ用の[バンド割り当てのカラー マップ]ダイアログ ボックスがあります。
イメージ挿入を右クリックし、次のオプションのあるメニューを表示します。
条件付項目です。存在する場合、イメージ メタデータのソース ファイルを指定します。メタデータは、項目表示に表示されます。