スキャン中に発生するエラーを修正するには、補正コマンドを使用します。
位置が揃っていない図面、スキャン ベッド上のほこり、スキャン用ソフトウェアによる間違いは、すべて次の補正コマンドを使用して修正できます。
-
回転角度補正: ベクトル図形や他のイメージの回転角度に一致するように、イメージを回転します。
-
斑点除去: 汚れたりしわのある図面や青写真をスキャンしたときに、イメージ内に現れることがある斑点や不要なピクセルを除去します。
-
縦横比補正: イメージの縦横比の歪みを補正します。たとえば、用紙の縮みやスキャン処理での光学的な歪みのためにイメージが歪んだ場合は、[縦横比補正]ツールを使用し、イメージの 1 つまたは 2 つの寸法を変更することで縦横比を補正できます。
-
色反転: イメージの色調の明暗を反転します。モノクロ、カラー、グレースケールのイメージを色反転できます。反転により、イメージの明るい部分と暗い部分が反転します。
-
イメージ鏡像: 水平軸または垂直軸に沿ってイメージを反転し、スキャン用ソフトウェアが図面を反転したとき、または図面の裏面を間違ってスキャンしたときに発生する問題を修正します。
-
タッチアップ: サイズが変更できる四角、円、平行四辺形のブラシ ツールを使用して、ピクセル レベルで線分を編集します。
注: AutoCAD Raster Design toolsetは、
[単一イメージの最適化]を使用して編集コマンドを高速化します。