イメージの明るさやコントラストを調整する

イメージの色調と鮮明度を永久に変更することができます。

明るさを大きくすると、イメージは明るくなり、暗い領域のイメージの細部が明瞭になります。ただし、明るくしすぎると、白い部分と区別できなくなる場合があります。明るさの値を小さくするとイメージは暗くなりますが、明るい領域の細部が明瞭になります。小さくしすぎると、暗い領域がほとんど黒になることがあります。

コントラストを強めると、より一層、暗い領域と明るい領域のメリハリが強調されます。グレースケール イメージのコントラストを強めて、白黒にすることができます。コントラストを弱めると、中間レベルに近いグレーのイメージになります。

カラー イメージでは、個々のカラー チャネル color_channel_1 (Red、Green、Blue、または色の組み合わせである RGB)の明るさとコントラストを調整できます。たとえば、[Red]を選択し、次に明るさを強めると、はっきりとした赤になります。グレースケール イメージでは、グレーを表す 1 つのチャネルだけを調整できます。

サブ領域と呼ばれるイメージの一部だけに、明るさやコントラストの変更が有効となるように制限することができます。イメージ パレットがインデックス カラー(8 ビット)の場合は、新しい色が含まれるようにイメージのパレットを変更できます。

注: AutoCAD Raster Design toolsetは、[単一イメージの最適化]を使用して編集コマンドを高速化します。