[書き出し設定]ダイアログ ボックス

このダイアログ ボックスを使用して、AutoCAD® DWG ファイルまたは MicroStation® DGN ファイルに書き出すための設定を指定します。

[書き出すファイル タイプ]
AutoCAD DWG に書き出すか MicroStation DGN に書き出すかを指定します。ダイアログ ボックスで使用できるオプションは、[Export File Type]の選択によって異なります。書き出すファイル タイプとして[MicroStation DGN]を選択した場合、MicroStation がインストールされているかどうかに応じて、使用できる設定が異なります。

設定

AutoCAD DWG 設定

[書き出すファイルの種類]フィールドで[AutoCAD DWG]を選択した場合、ダイアログ ボックスで次の設定が使用できます。

[DWG File Version] (DWG ファイルのバージョン)
ファイルを書き出す AutoCAD DWG のバージョンを指定します。
計画線の書き出し方法
計画線、区画セグメント、および測量図形を 2D または 3D ポリラインのいずれに変換するかを指定します。
  • [2D]: 2D ポリラインを作成します。このオプションを使用すると、曲線が保持されますが、標高値は除去されます。
  • [3D]: 3D ポリラインを作成します。このオプションを使用すると、標高値が保持されますが、曲線は分割されます。
    注: 既定では、3D ポリラインは連続した線種で表示されます。書き出したファイルを Autodesk Civil 3D のセッションで開くと、LineType3DPlineOn コマンドを使用して 3D ポリライン線種を表示できます。LineType3DPlineOff コマンドを使用して 3D ポリライン線種の表示をオフにすることができます。

[MicroStation DGN Settings] (MicroStation DGN 設定) - MicroStation がインストールされていない場合

[書き出すファイル タイプ]フィールドで[MicroStation DGN]を選択したが、MicroStation がインストールされていない場合、ダイアログ ボックスで次の設定が使用できます。

[DGN File Version] (DGN ファイルのバージョン)
書き出すファイルの MicroStation DGN ファイルのバージョンを指定します。既定では、バージョン V8 が選択されています。
[Conversion Units] (変換単位)
DWG 単位を、シード ファイルのどの作業単位(マスター単位またはサブ単位)に変換するかを指定します。
[Seed File] (シード ファイル)
シード ファイルを指定します。シード ファイルには、ソース DWG ファイルに存在しない設定が含まれていることがあります。それらの設定は、書き出された DGN ファイルに継承されます。
注: 2D または 3D シード ファイルを選択することができますが、3D シード ファイルを使用することをお勧めします。2D シード ファイルを使用した場合、正常に書き出されないことがあります。
[Mapping Setup] (マッピング設定)
DWG のデータ(画層、線種、線の太さなど)を DGN にマッピングする方法を指定します。
[Create/Edit Mapping Setup] (マッピング設定を作成/編集)
マッピング設定を作成または編集します。

[MicroStation DGN Settings] (MicroStation DGN 設定) - MicroStation がインストールされている場合

[書き出すファイル タイプ]フィールドで[MicroStation DGN]を選択し、MicroStation がインストールされている場合、ダイアログ ボックスで次の設定が使用できます。

[Seed File] (シード ファイル)
シード ファイルを指定します。シード ファイルには、ソース DWG ファイルに存在しない設定が含まれていることがあります。それらの設定は、書き出された DGN ファイルに継承されます。
注: 2D または 3D シード ファイルを選択することができますが、3D シード ファイルを使用することをお勧めします。2D シード ファイルを使用した場合、正常に書き出されないことがあります。
[Use Remapping File] (再マッピング ファイルを使用)
AutoCAD オブジェクトのプロパティを MicroStation DGN プロパティーにマッピングするためのマッピング ファイルを使用するかどうかを指定します。チェック ボックスをオンにし、DGN のレベル、線種、線の太さ、色に自動マッピングを適用するための定義済み MicroStation マッピング ファイル(.csv ファイル)を選択します。このオプションは、MicroStation 環境で MS_DWGFONTPATH が設定されている必要があります。
[AutoCAD Color Book] (AutoCAD カラー ブック)
この設定は、AutoCAD カラー ブックを使用している場合、図面を DGN に書き出すときにカラー ブックを再マップする方法を指定します。
  • [Do Not Remap (Use Current Color Book Color)] (再マップしない(現在のカラー ブックの色を使用)): カラー ブックを再マップしません。
  • [Remap to AutoCAD Color Index] (AutoCAD カラー インデックスに再マップ): 現在のカラー ブックの色を AutoCAD カラー インデックスの色に再マップします。これによって、AutoCAD カラーを MicroStation カラーにマップするために上で指定した再マッピング ファイルが有効になります。
  • [Use RGB Color] (RGB カラーを使用): 現在のカラー ブックの色を対応する RGB カラーに再マップします。
[AutoCAD Drawing Standards (DWS) File] (AutoCAD 図面標準仕様(DWS)ファイル)
DWS ファイルを使用するかどうかを指定します。チェック ボックスをオンにし、使用する DWS ファイルを選択します。既定では、標準仕様ファイルは C:¥ProgramData¥Autodesk¥C3D <バージョン>¥jpn¥Data¥Layer Standards にあります。
[Replace ByLayer Properties With Layer Properties] (ByLayer プロパティを画層のプロパティに置き換える)
オブジェクトのプロパティが ByLayer として定義されている場合、画層に割り当てられている設定を、そのプロパティに割り当てます。たとえば、線の色が ByLayer に設定されていて、画層の色が赤である場合、書き出された DGN ファイルの線は赤になります。