[ルール]タブ([構造物ルール セット]ダイアログ ボックス)

この構造物ルール セットに含まれるルールを表示または編集するには、このタブを使用します。

既存ルールの値を変更できるほか、ルールを追加したり削除することができます。また、このダイアログでルールの表示順序を入れ替えることにより、それらが適用される順位を変更することが可能です。

注: LandXML や Storm Sewers Extension からパイプ ネットワークを読み込むときは、パイプや構造物にルールは適用されません。

[ルールの追加]

このボタンをクリックすると、[ルールの追加]ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスでは、ルール セットへ新たに追加するルールを選択できます。

[ルールを削除]

このダイアログ ボックスでルールを選択し、このボタンをクリックすると、ルール セットからそのルールを削除することができます。

上矢印ボタンと下矢印ボタン

このダイアログでルールの表示順序を入れ替えることにより、それらが適用される順位を変更することができます。このダイアログ ボックスに表示されているルールは、下から上へ向かって表示順に適用されます。

[パイプ ドロップ横切り構造物]

このルールは、1 つの構造物に接続されているパイプをすべて比較し、構造物の論理的な位置でパイプが挿入または排出されるようにします。詳細は、「概要 - 構造物を横切るパイプの標高差ルール」を参照してください。

[標高差の参照位置]

パイプのインバート、管頂、中心線の標高を基に標高差の参照位置を指定します。

[標高差値]

構造物に接続されている、最も低い位置にある挿入パイプと、任意の排出パイプとの標高差の値を指定します。

[最大標高差値]

構造物に接続されている、最も低い位置の挿入パイプと、任意の排出パイプとの最大標高差の値を指定します。このパラメータは、検証にのみ使用されます。このパラメータにより、図面内の一部が変更(移動やサイズ変更)されることは一切ありません。指定した値を超えた箇所に対して、ルール違反の指摘が行われるのみです。

[最大パイプ サイズのチェック]

このルールは、構造物に挿入されるパイプの直径または幅が、指定の最大値を超過しているかどうかをチェックします。詳細は、「概要 - 最大パイプ サイズのチェック構造物ルール」を参照してください。

[パイプの最大直径または最大幅]

円形パイプの場合、このパラメータはパイプの直径に対する最大値を表します。一方、長方形パイプの場合は、幅の最大値を表します。パイプの直径または幅が最大値を超過している場合は、この構造物について警告が通知されます。このパラメータは、検証にのみ使用されます。このパラメータにより、図面内の一部が変更(移動やサイズ変更)されることは一切ありません。指定した値を超えた箇所に対して、ルール違反の指摘が行われるのみです。

[排水溜めの深さ設定]

このルールは、排水溜めの深さ、つまり、構造物にアタッチされている最も低い位置のパイプのインバートから構造物の内底までの垂直距離を指定します。詳細は、「概要 - 排水留めの深さ設定構造物ルール」を参照してください。

[排水溜めの深さ]

排水溜めの深さを指定します。

[標高差値]

構造物に接続されている、最も低い位置にある挿入パイプと、任意の排出パイプとの標高差の値を指定します。

[最大標高差値]

構造物に接続されている、最も低い位置の挿入パイプと、任意の排出パイプとの最大標高差の値を指定します。このパラメータは、検証にのみ使用されます。このパラメータにより、図面内の一部が変更(移動やサイズ変更)されることは一切ありません。指定した値を超えた箇所に対して、ルール違反の指摘が行われるのみです。