[圧力管ネットワーク パーツをスワップ]ダイアログ ボックス

このダイアログ ボックスでは、使用する代替パーツを指定し、代替パーツの標高の決定方法を選択することができます。

パーツを置き換えると、[デザイン チェック]コマンドが自動的に実行されます。そして置換のせいで問題が発生していることが検出された場合は、警告が表示されます。 問題には警告記号が表示されます。

パーツ ソース

現在の圧力管ネットワーク パーツ リストまたは特定のパーツ カタログから代替パーツを選択できます。選択したリストまたはカタログ内のパーツは、ダイアログ ボックス内の[代替パーツ]セクションで選択できます。

パーツ リスト
パーツのスワップに使用する現在の圧力管ネットワーク パーツ リストを指定します。
パーツ カタログ
パーツのスワップに使用する特定のパーツ カタログを指定します。
注: パーツ カタログからパーツを選択する際、パーツが現在のパーツ リストにまだ追加されていない場合は、スワップ完了後にそのパーツはパーツ リストに自動的に追加されます。

代替パーツ

これらのオプションを使用して、使用する代替パーツを指定します。

注: タイプとファミリが異なる複数のパーツを選択した場合、リスト ボックスに[*不定*]が表示され、代替パーツのサイズの指定が制限されます。
パーツ タイプ
代替パーツのパーツ タイプを指定します。
注: 圧力管は他の圧力管と、継手は他の継手と、付帯装置は他の付帯装置とのみ、それぞれ置き換えることができます。ただし、継手はエルボ、十字型、T 型というサブタイプに分類され、これらのサブタイプのパーツはお互いにスワップできます。たとえばエルボ継手は、十字型継手または T 型継手と置き換えることができます。
パーツ ファミリ
代替パーツに使用するパーツ タイプのサブセットを指定します。
サイズ
代替パーツに使用するサイズを指定します。

標高参照

[標高参照]設定を使用すると、代替パーツの標高の決定方法を指定できます。 パスベースの圧力管ネットワークでは、標高参照として外側上部のみを使用できます。

注: 平面図では、代替パーツは既存のパーツの中心線に位置合わせされます。
  • 特定パーツの[標高参照] ([外側上部]、[クラウン]、[中心線]、[インバート]、[外側下部])を指定すると、既存のパーツ上のそのポイントの標高が、新しいパーツ上の同じポイントの標高として使用されます。

    たとえば、[中心線]を選択すると、元のパーツの中心線の標高が、代替パーツの中心線の標高として保持されます。次の図では、縦断ビューでの結果を紹介しています。青色の継手とパイプのサイズは大きくなっており、[標高参照]には[中心線]が選択されています。

  • サーフェスと土被りの深さを指定した場合は、代替パーツの標高はサーフェス標高と土被りの深さに従って設定されます。

圧力管ネットワークの作成時にその標高参照を設定する方法については、「概要 - 平面図で圧力管ネットワークを作成する」の「圧力管ネットワークの標高情報を設定する」を参照してください。

[外側上部]
新しいパーツの外側上部を、既存のパーツの外側上部と同じ標高に配置するように指定します。

次の図で、青色の継手とパイプに注目してください。これらは、外側上部の標高を保持したままで、より大きなサイズにスワップされています。

注: このセクションの図は縦断ビューを表しています。左側の黒色のパイプは、青色のパーツとの違いを相対的に示すため変更されていません。この変更により直径が等しくなくなるので、警告が表示されます。
[クラウン(Crown)]
新しいパーツのクラウンを、既存のパーツのクラウンと同じ標高に配置するように指定します。

次の図で、青色の継手とパイプに注目してください。これらは、クラウンの標高を保持したままで、より大きなサイズにスワップされています。

[中心線]
新しいパーツの中心線を、既存のパーツの中心線と同じ標高に配置するように指定します。

次の図で、青色の継手とパイプに注目してください。これらは、中心線の標高を保持したままで、より大きなサイズにスワップされています。

[インバート]
新しいパーツのインバートを、既存のパーツのインバートと同じ標高に配置するように指定します。

次の図で、青色の継手とパイプに注目してください。これらは、インバートの標高を保持したままで、より大きなサイズにスワップされています。

[外側下部]
新しいパーツの外側下部を、既存のパーツの外側下部と同じ標高に配置するように指定します。

次の図で、青色の継手とパイプに注目してください。これらは、外側下部の標高を保持したままで、より大きなサイズにスワップされています。

[土被りの深さ]
新しいパーツの外側上部を、参照サーフェスより下の標高に設定するように指定します。[土被りの深さ]ボックスに標高を入力します。
注: 図面にサーフェスが含まれていない場合、このオプションを選択することはできません。

次の図で、青色の継手とパイプに注目してください。これらは、指定された土被りの深さの標高で、より大きなサイズにスワップされています。