測量中心線から測点オフセットによってポイントを作成するには

現在の中心線上の測点からのオフセットを使用して新しいポイントを作成できます。

[測量コマンド ウィンドウ]から測点オフセットによってポイントを作成するには

  1. [ツールスペース][測量]タブで、編集するネットワークを右クリックして、[測量コマンド ウィンドウ]をクリックします。
  2. [中心線]メニュー [測点/オフセット]を選択します。
  3. 作成するポイントのポイント識別子を入力します。
    注: ポイントの自動番号付けをオンにした場合は、次のポイント番号が表示されます。
  4. 新規ポイントの測点を入力します。測点は正または負の値です。
  5. 新規ポイントのオフセットを入力します。オフセットは正または負の値です。
  6. 必要に応じて、ポイントの注釈を入力します。

コマンド言語を使用して、オフセットでポイントを作成するには

  1. [ツールスペース][測量]タブで、編集するネットワークを右クリックして、[測量コマンド ウィンドウ]をクリックします。
  2. コマンド ラインに次のコマンドを入力します。

    CL PT (ポイント 1) [測点] (オフセット) (ひずみ角) (注釈)

コマンド ラインの例

BEGIN CL1

NE 1 1000 1000

NE 2 1000 1500

NE 3 1300 1700

END

CL IS CL1

CL PT 100 200

! ポイント 100 北: 1000.0000 東: 1200.0000 標高: <Null>

CL PT 101 450 -91.44

! ポイント 101 北: 1091.4400 東: 1450.0000 標高: <Null>

102 600 152.4 50

! ポイント 102 北: 931.7283 東: 1572.2198 標高: <Null>

ポイント 100 が、オフセット ゼロで測点 200 に配置されます。ポイント 101 は、測点 450 から左オフセット 91.44 の距離に配置されます。ポイント 102 は、測点 600 から右オフセット 152.4 の距離にひずみ角 50 で配置されます。

注: ポイント 102 の入力には、ditto コマンドを使用します。接尾語を指定しない場合、角度と距離は現在の単位で指定されます。

測点オフセットで作成した中心線ポイント

コマンド構文

CL PT (ポイント 1) [測点] (オフセット) (ひずみ角) (注釈)

パラメータ 定義
ポイント 1 新しいポイントのポイント識別子です。 自動ポイント番号付けがオンになっている場合、ポイント番号を割り当てる必要はありません。
測点 ポイントを設定するための測点です。
オフセット 中心線から新規ポイントまでの距離を指定するコンポーネントです(任意)。オフセットを負にすると中心線の左にポイントが設定され、正にすると右に設定されます。
ひずみ角 中心線からポイントを傾けて垂直ではないオフセットを作成するための時計回りの角度を指定するコンポーネントです(任意)。この値は、現在の角度単位(DMS、グラード、十進法による角度、ラジアン、またはミル)で入力します。
注釈 ポイントに関連付ける任意の注釈です。