概要 - ポイント ファイルからサーフェス データを追加する

手動で作成したポイント データ ファイル、またはデータ コレクタをダウンロードして作成したポイント データ ファイルがある場合は、そのポイント データをサーフェス データとして使用できます。

Autodesk Civil 3D ポイントを作成するために読み込むことができるポイント ファイル形式であれば、サーフェスにポイントを追加する際に使用できます。

次に示すのは、PENZ スペース区切り形式の例です。PENZ スペース区切り形式は、サーフェスの[ポイント ファイルの追加]コマンドで認識される形式の 1 つです。

PENZ スペース区切り形式のポイント ファイルには、ポイント番号、東座標(X)、北座標(Y)、標高(Z)が含まれます。このファイル内では、各ポイントに次の構文を使用します。

[Point Number] [Easting (or X)] [Northing (or Y)] [Elevation (or Z)]

次の例は、PENZ スペース区切り形式のポイント テキスト ファイルの内容を示しています。

26303        315872.971714  4838799.938284      111.250000
26304        315876.474880  4838813.524640      111.280000
26305        315873.911320  4838829.056520      111.950000
26306        315861.792509  4838799.287159      112.060000
26307        315855.883079  4838798.942969      114.160000
26308        315855.585197  4838811.389822      114.080000
26309        315861.566272  4838812.001057      111.920000

さまざまなポイント ファイル形式がサポートされています。ポイント ファイルの形式が、サーフェスの[ポイント ファイルの追加]コマンドで認識されない形式の場合は、サポートされる形式にそのファイルを変換することができます。

最初に、ポイント ファイル内のデータのレイアウトを記述するポイント ファイル形式を作成します。次に、そのポイント ファイル形式を利用し、[ポイントを変換]ユーティリティを使ってサポートされる形式にファイルを変換します。

ポイント データを含む ASCII テキスト ファイルを手動で作成できます。

チュートリアルの実習: ポイント データをサーフェスに追加する