AutoCAD のブロックを作成して、それらを使用してマルチビュー ブロックの定義の各ビューを表示します。
マルチビュー ブロック定義から個々のブロックを作成
- 特定の表示レベルに必要なビューを作成します。
- 前方向と逆方向のビューを作成するには、XZ 面にそのビューを作図します。
- 左右の方向にビューを作成するには、YZ 面にそのビューを作図します。
- 画面を上下方向に作成するには、XY 面にそのビューを作図します。
- 必要に応じて、AutoCAD の POINT[点]コマンドで defpoints レイヤ上に別の挿入ポイントを指定します。
注: ビュー ブロックに追加した点は、蓄積されます。たとえば、平面ビューとして使用されているビュー ブロックに 1 つの点を追加し、モデル ビューとして使用されているビュー ブロックに 2 つの点を追加すると、順番に選択される点が合計 4 つになります。4 番目の点は、ブロックの作成中に定義される通常の基点です。
- これらの個別のビューからブロックを作成する前に、現在の座標系がワールド座標系であることを確認します。
座標系の詳細は、『AutoCAD ヘルプ』を参照してください。
- 各ビューをブロックとして定義します。そのとき、各ビューをブロックとして定義し、定義する際に挿入基点の位置を指定します。
たとえば、上面の中心にモデル ビューのブロックの挿入基点を指定すると、正面、背面、左側面、および右側面ビューのブロックでは底のエッジの中点に挿入基点が配置されます。以下の図では、上面、正面、側面のブロックの挿入ポイントは「X」で示されています。ブロックの詳細は、『AutoCAD ヘルプ』を参照してください。
ヒント: ビューを ブロックとして保存するとき、命名規則を定めておくと便利です。たとえば、プラン ビューのブロックを消火栓-p、右側面ビューのブロックを消火栓-r と名付けます。