新しい計器設定を作成するには、[ツールスペース] の[測量]タブを使用します。
指定した参照線または決定済みの後視ポイントのいずれかからの角度を使用してポイントを作成できます。また、頂角または鉛直距離を使用してポイントを配置することもできます。
新しい設定を作成するには
- [ツールスペース]の[測量]タブで、[設定]コレクションを右クリックし、[新規作成]を選択して[新規設定]ダイアログ ボックスを表示します。
- 設定の測点を入力します。
注: 存在しない測点を入力した場合、ポイントの作成を要求するプロンプトが表示され、[新規コントロール ポイント]ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスで新しい測点を作成できます。
- 設定の後視ポイントを入力します。この列に有効なエントリが存在する場合、[後視の方向]列に計算された後視方向値が表示され、この列は読み取り専用となります。
注: 存在しない後視ポイントを入力した場合、ポイントの作成を要求するプロンプトが表示され、[新規コントロール ポイント]ダイアログ ボックスが表示されます。このダイアログ ボックスで新しい後視ポイントを作成できます。
注: 測量データベースに存在する測量ポイントの名前を使用して設定を作成することができます。[測点ポイント]フィールドおよび[後視ポイント]フィールドにポイント名を入力します。
- 後視の方向を入力します。[後視のポイント]列に有効なポイント番号が入力されている場合、このフィールドは読み取り専用となります。
- 設定の方向を入力します。
注: これは、Face 1 および Face 2 角度を除くすべての角度観測情報の参照角度です。
- 計器(セオドライト)の高さを入力します。通常これは、セオドライト オプティクスの中心から地盤上の設定ポイントまでの測定値です。
- [OK]をクリックして、新しい設定を作成します。
測量コマンド言語を使用して設定を作成するには
- [ツールスペース]の[測量]タブで、コントロール ポイントの追加先となるネットワークを右クリックします。[測量コマンド ウィンドウ]をクリックします。
- コマンド ラインで、次のように入力します。
STA [ポイント] (計器の高さ) (注釈)
例
この例では、ポイント 1 での計器を設定します。地盤からの高さは 5.1 フィートです。したがって、計器の標高は 105.1 フィートです。
NEZ 1 1000 1000 100
AZ 1 2 90
STA 1 5.1
!測点 高さ: 105.10
!ポイント: 1 北: 1000.0000 東: 1000.0000 標高: 100.0000
コマンド構文
STA [ポイント] (計器の高さ) (注釈)
パラメータ |
定義 |
ポイント |
トラバース測点のポイント識別子です。 |
計器の高さ |
計器の地盤からの高さです。 |
注釈 |
ポイントに関連付ける任意の注釈です。 |