パイプ ネットワークの流れの向きを変更するには

一部のパイプ ネットワーク ルールはパイプに割り当てられた流れの向きに依存しているので、このコマンドにより、ルールを正しく適用できるように、必要に応じて向きを割り当てることができます。

[流れの向きを変更]コマンドは、Autodesk Civil 3D パイプ ネットワークのモデル データを使用する他のアプリケーションで、ネットワーク内の流れの向きを指定できるようにする場合にも役立ちます。

一連の接続パーツの流れを変更するには、パイプ配管内で開始パーツ、終了パーツの順にクリックして、パスを選択します。

  1. パイプ ネットワークを選択します。
    注: 流れの向きの変更は、一度に 1 つのパイプ ネットワークにのみ実行できます。
  2. [パイプ ネットワーク]タブ[修正]パネル[流れの向きを変更] 検索をクリックします。
  3. 図面上でパイプ ネットワーク内のパイプまたは構造物をクリックし、流れの向きを変更するための上流の始点を定義します。
    注: このコマンドでは、パイプ以外に構造物も選択できますが、機能が適用されるのはパイプのみです。
  4. パイプまたは構造物をクリックして下流の終点を定義し、流れの向きを変更するためのパスを選択します。引き続き、パイプ ネットワーク内の連続するパーツをクリックして、流れの向きを変更するためのパスを定義できます。
    注: このコマンドの実行中は、いつでも[元に戻す]をクリックして、以前に選択したパーツおよびパスを元に戻すことができます。
  5. 流れの向きを変更するためのパスの定義が終了したら、[Enter]を押してコマンドを終了し、選択したパスでパーツの流れの向きの変更を実行します。

    流れの向きがパーツに正常に適用されたことを示すプロンプトが表示されます。