測量中心線を定義するには

中心線を定義するには、図名、開始測点、および開始ポイント番号を指定します。

中心線から外れたポイントを使用して開始測点を指定した場合、垂線が設定され、その交点が開始測点となります。このため、開始測点を設定するために使用するポイントは、中心線の脚に接する必要があります。

[測量コマンド ウィンドウ]メニューから中心線を作成するには

  1. [ツールスペース][測量]タブで、編集するネットワークを右クリックして、[測量コマンド ウィンドウ]をクリックします。
  2. [中心線]メニュー [図形の中心線を定義]を選択します。
  3. 中心線の名前を指定します。
  4. 開始測点値を入力します。
  5. 開始測点のポイント識別子を入力します。これが測点の開始位置です。開始測点は、開始測点のポイント識別子と中心線が垂直に交わる位置です。

測量コマンド言語を使用して中心線を定義するには

  1. [ツールスペース][測量]タブで、編集するネットワークを右クリックして、[測量コマンド ウィンドウ]をクリックします。
  2. コマンド ラインに次のコマンドを入力します。

    CL IS [測量図形] (測点) (ポイント)

コマンド ラインの例

次の例では、このコマンド シーケンスの最初に中心線の作成方法を示します。

BEGIN CL1

NE 1 1000 1000

NE 2 1000 1500

NE 3 1300 1700

END

NE 4 1100 1100

CL IS CL1 500 4

! 図 CL1 は現在の中心線です。

! 開始測点: 400.00 終了測点: 1260.56

図 CL1 は現在の中心線です。ポイント 4 に測点 5+00 を割り当てると、測点 4+00 で始まる中心線が作成されます。

中心線の図

コマンド構文

CL IS [測量図形] (測点) (ポイント)

パラメータ 定義
中心線として使用する図です。
測点 中心線の定義測点です。ポイント番号を入力しない場合、これが図の始点となる測点となります。ポイント番号を入力した場合、測点は指定するポイントです。測点を指定しない場合、既定値の 0+00 が使用されます。
ポイント 測点の参照ポイントです(任意)。指定するポイントは中心線上に存在する必要はありませんが、中心線に隣接している(終点の後ろではない)必要があります。