チーム メンバーがプロジェクト管理コマンドを使用する前に、各メンバーにプロジェクトの Vault サーバのユーザ アカウントを設定する必要があります。
安全な環境を確保するため、プロジェクト サーバのプロジェクト データにアクセスする各ユーザに対して、Vault ユーザ アカウントを個別に定義します。各アカウントに一意のユーザ名とパスワードが必要です。
ユーザを追加できるのは、管理者権限を持つユーザのみです。新規ユーザをサーバに追加するときにそのユーザのロール(サーバのデータにアクセスする方法)を指定できます。Autodesk Civil 3D Vault のプロジェクト管理機能では、管理者、エディタ、使用者というロールをユーザ アカウントに設定できます。
一般に、プロジェクト データへのアクセス管理は、個々のユーザ レベルで行うよりもグループ レベルで行う方が簡単です。ユーザ アカウントを作成するときは、データベースのすべてのデータにアクセスできる最高レベルの権限を持つロールを各ユーザに設定します。
Autodesk Vault で新規ユーザを追加するには
詳細は、Autodesk Vault のヘルプを参照してください。
Autodesk Civil 3D では、Autodesk Vault を使用する場合、システム管理者がボールトのフォルダおよびサブフォルダのレベルにまでアクセス権を設定できます。
フォルダのアクセス権を設定する前に、Autodesk Vault の[ツール]メニューを使用して、個別の Vault ユーザ、グループ、ロールを管理しておくと便利です。
Vault グループを使用して、プロジェクト ファイルへのアクセスを管理、制御できます。
Vault サーバにグループを追加するには、Autodesk Vault を使用します。グループを追加できるのは、管理者権限を持つユーザのみです。
グループを作成するときは、通常、グループにデータ エディタ ロール(データの追加と削除が可能)またはデータ使用者ロール(データの読み込みはできるが編集は不可)を割り当てることによって、そのグループのメンバーがどのようにプロジェクトにアクセスできるかを指定します。
通常、ユーザは 1 つのグループにしか所属できません。プロジェクト ファイルへのユーザのアクセス権を変更するには、そのユーザ名を別のグループに移動します。
Vault でグループを追加するには、[ツール]メニュー [管理] [グローバル設定]をクリックして、[セキュリティ]タブを使用します。この手順でグループにユーザを追加することもできます。詳細は、Autodesk Vault のヘルプを参照してください。
Vault Client を使用して、どのオブジェクトが指定した図面で使用されているかだけでなく、プロジェクト オブジェクトを参照している図面を見つけることができます。
Vault Client を使用して、プロジェクト オブジェクトまたはプロジェクト図面に対する関係を表示することができます。
オブジェクトの関係を表示するには
図面の関係を表示するには