[デザイン チェックを実行]ダイアログ ボックス

このダイアログ ボックスでは、特定の圧力管ネットワークを解析する設計パラメータを指定します。

[偏向角度]
圧力管ネットワークのパイプのジョイント間、パイプと継手間、または 2 つの継手間の許容偏向角度をチェックします。
注: サイズを追加すると、圧力管ネットワーク パーツ リストで許容偏向角度が指定されます(パーツ カタログのパーツに指定されている既定の許容偏向角度の値は、パーツ リストにパーツを追加するときに変更できます)。
[直径]
2 つのコンポーネント(パイプ、継手、または付帯装置)間の接続で直径が等しいかどうかチェックします。
注: [直径]検証オプションは、内径または外径ではなく呼び径を使用します。
[開いた接続]
圧力管ネットワークの開いた接続をチェックします。圧力管ネットワークは、意図的に閉じられたシステムです。このチェックは、パーツが接続されているように見えるものの、わずかなギャップにより分離されているような、システム内の意図的でない分割を特定するために使用できます。
[円曲線の半径]
圧力管ネットワークの円曲線の許容半径、つまりパイプをどの程度カーブもしくは調節できるかをチェックします。円曲線の許容半径は、サイズを追加する際に、圧力管ネットワークのパーツ リストで指定されます。
注: このチェックは、パイプ ネットワークの円曲線の実半径だけでなく、円曲線の有効半径も解析します。多数の連続する、同じ長さのパイプ全体の偏向角度は、有効半径として表すことができます。連続する、等しく偏向した敷設長のパイプを描く代わりに、有効半径を計算して円弧を描く方法を選択できます。これは、フレキシブル配管をモデリングすることとは異なります。フレキシブル配管には、その円曲線の限度を定義する固有のプロパティがあります。[最小フレキシブル半径] = 0(ゼロ)に設定して曲線パイプを描くことにより、曲らない一連の偏向パイプに近い円弧を描くことができます。詳細は、「曲線圧力管ネットワーク セグメントを挿入するには」を参照してください。