[解析]タブ([サーフェススタイル]ダイアログボックス)

共通の表示プロパティのあるサーフェス解析表示の表示パラメータを指定するには、このタブを使用します。

方向(方位)解析の表示プロパティを指定します。方向に従ってサーフェスの三角形をレンダリングします。

[グループ化]

方向の範囲の作成オプションを指定します。

[同一間隔]: 最小値から最大値まで、データを指定した数の範囲に分類します。等間隔とも呼ばれるこの方法は、値の大規模なセットを 1 つのグループとしてデータを一般化します。他の手法では値のセットは分散します。
[分位]: 指定した数の範囲に等しい数の値が含まれるようにデータを分割します。同数とも呼ばれるこの方法は、データ値がリニア(等分散)となる最も適切な方法です。
[標準偏差]: データ値が算術平均からどれくらい隔たっているかに基づいて、データの計算と分割を行います。データのちらばりが標準的な分散(釣鐘型の曲線)の場合に最も効果的な手法です。この曲線の形状により、奇数の範囲数への利用にも適しています。標準偏差は、特定の値が平均値からどれくらい隔たっているかを強調する場合によく使用されます。

[範囲の数]

使用する範囲の数を指定します。

[範囲精度]

範囲の精度値を指定します。

[表示タイプ]

解析表示内に描画される図形の種類を指定します。

[3D 面]: 3D 面を含むサーフェス解析表示を生成します。オブジェクトを 3D で表示している場合に便利です。AutoCAD の Explode コマンドを使用すると、解析表示が 3D 面の図形に分解されます。
[2D ソリッド]: 2D ソリッドハッチングを含むサーフェス解析表示を生成します。オブジェクトを 2D で表示している場合に便利です。AutoCAD の Explode コマンドを使用すると、解析表示がソリッドの図形に分解されます。
[ハッチソリッド]: 指定した範囲の基準に適合した三角形面のあるポリゴンとともにハッチングを生成します。オブジェクトを 2D で表示している場合に便利です。AutoCAD の Explode コマンドを使用すると、解析表示がハッチングの図形に分解されます。
[メッシュ]: メッシュを含むサーフェス解析表示を生成します。オブジェクトを 3D で表示している場合に便利です。

[スキーム]

範囲の色スキームを指定します。

[凡例スタイル]

既定の解析テーブル(凡例)スタイルを指定します。スタイルを選択するには、をクリックします。

[方向表示モード]

流域の表示プロパティを指定します。

[方向を標高に対して平坦化する]

方向表示を平坦化する場合に使用される標高を指定します。[方向表示モード]を[標高を平坦にする]に設定した場合にのみ使用できます。

[方向を尺度係数で異尺する]

方向表示を異尺する場合に使用される尺度係数を指定します。[方向表示モード]を[標高を異尺する]に設定した場合にのみ使用できます。

標高帯解析の表示プロパティを指定します。標高範囲内にサーフェスの三角面をレンダリングします。

注: 標高解析表示のプロパティは、[方向]のプロパティと同じです。

勾配解析の表示プロパティを指定します。勾配範囲内にサーフェスの三角面をレンダリングします。

注: 勾配解析表示のプロパティは、[方向]のプロパティと同じです。

勾配方向の解析に使用します。それぞれの三角面の図心に勾配方向矢印を配置します。矢印の色は、勾配解析と同様、勾配範囲に割り当てられた色に基づきます。

[方向] プロパティグループと同じ表示プロパティに加えて、次のプロパティを使用します。

[矢印タイプ]

使用する矢印の種類を指定します。

[矢印の長さ]

勾配矢印サーフェス解析表示に表示される勾配矢印の長さを指定します。

[解析]タブ([サーフェス スタイル]ダイアログ ボックス)