サーフェスの集水域を計算するには

1. 図面内で目的の領域を特定します。
2. 必要に応じて、次の操作を実行します。
   1. [解析]タブ[地盤データ]パネル[流路] [ウォーター ドロップ] 検索をクリックします。

      このコマンドにより、選択したリージョン内のあるポイントからこのリージョン内のくぼ地までのウォーター ドロップ パスを表すポリラインが作成されます。

   2. ウォーター ドロップ パスのポリラインを選択して右クリックし、[プロパティ]を選択します。
   3. [プロパティ]管理の[ジオメトリ]で、最後の頂点に移動し、その X 座標と Y 座標の各値(スペースなしのカンマ区切り)をコピーして、それをテキスト ファイルに貼り付けます。
3. [解析]タブ[地盤データ]パネル[集水域] [集水域] 検索をクリックします。
4. [集水域]ダイアログ ボックスで、[集水層]プロパティの[値]列をクリックし、さらに をクリックして既存のレイヤを選択するか、[レイヤを作成]ダイアログ ボックスでレイヤを作成します。
   BestPractice: この集水リージョンは別個のレイヤに配置すると便利です。こうすることで、色や線種などの表示スタイル要素を制御することができます。
5. [集水オブジェクト タイプ]の[値]列をクリックし、線種を選択します。
   ヒント: [2D ポリライン]を選択した場合は、集水リージョンに対して AutoCAD の[領域]コマンドを使用できます。[3D ポリライン]を選択した場合は、解析を行う際にポリラインの頂点の標高値を使用できます。
6. [集水マーカー]プロパティの[値]列をクリックし、集水ポイントにマークを付けるかどうかを指定します。
7. [集水マーカー スタイル]プロパティの[値]列にある をクリックし、[集水マーカー スタイル]ダイアログ ボックスでスタイルを選択します。[OK]をクリックします。
8. 使用可能なサーフェスが図面内に複数ある場合は、集水リージョン解析を実行するサーフェスをクリックするか、[Enter]を押して[サーフェスを選択]ダイアログ ボックスでサーフェスを選択します。
9. 集水の位置を指定します。この場合、手順 2 でコピーした座標を貼り付けるか、目的の位置をクリックします。

   図面上に集水リージョンの境界が表示され、コマンド ラインにはそのリージョン領域の値が表示されます。