鉛直オフセット測量交点を作成するには

オフセットと距離を指定して、直角を(2 点で定義された)無限線分に投影したときに交差するポイントを決定できます。交点を見つけたら、新しいポイント識別子を指定して交点を保存できます。

[測量コマンド ウィンドウ]でオフセットの補正を作成するには

  1. [ツールスペース][測量]タブで、編集するネットワークを右クリックして、[測量コマンド ウィンドウ]をクリックします。
  2. [交点]メニュー [オフセットを補正]を選択します。
  3. 線分の開始ポイント識別子を入力します。
  4. 2 番目のポイント識別子を入力して線分を定義します。
  5. 線分からオフセットするポイントのポイント識別子を入力します。

    Autodesk Civil 3D は、最初の 2 つのポイントによって定義された線分から、手順 5 で入力したポイントのオフセット距離を決定します。これによって、1 つの既知の距離と 2 つの既知の方向が設定されます。この情報を利用して、Autodesk Civil 3D は直角のコーナーを計算し、手順 3 および 4 で定義された線分と、手順 5 で定義された距離を使用して鉛直オフセットのコーナーを作成します。

測量コマンド言語を使用して直角オフセットを作成するには

  1. [ツールスペース][測量]タブで、編集するネットワークを右クリックして、[測量コマンド ウィンドウ]をクリックします。
  2. コマンド ラインに次のコマンドを入力します。

    SQ [参照 1] [参照 2] [参照]

コマンド ラインの例

次の例では、[オフセットの補正]コマンドを使用した有効な入力項目を示します。

SQ 302 303 501

この例では、ポイント 302 からポイント 303 までの線分とポイント 501 の間に直角が作成されます。

SQ 13 14 501

この例では、ポイント 13 からポイント 14 までの線分とポイント 501 の間に直角が作成されます。

[オフセットを補正]コマンドでは、交点までの前方距離とオフセット距離が表示されます。

コマンド構文

SQ [参照 1] [参照 2] [参照]

パラメータ 定義
参照 1 ベクトルの既存の終点です。これは任意のポイントです(図ポイントを含む)。
参照 2 ベクトルの既存の始点です。参照 1 および 2 によってベクトルの方向が設定されます。
参照 ベクトルから離れたポイントです。交点によって、ベクトルとこのポイントの間に直角が作成されます。