円弧/方位の測量交点を作成するには

線分と円弧の間の交点を計算できます。線分は、ポイント、方位、およびオフセットによって定義されます。

[測量コマンド ウィンドウ]で円弧と方位線の交点を計算するには

  1. [ツールスペース][測量]タブで、編集するネットワークを右クリックして、[測量コマンド ウィンドウ]をクリックします。
  2. [交点]メニュー [円弧/方位]を選択します。
  3. 円弧の中心のポイント識別子を入力します。
  4. 円弧の半径を入力します。
  5. 線分の開始ポイント識別子を入力します。
  6. 線分の方位を入力します。
  7. 線分の象限を入力します。
  8. オフセットを入力します。
  9. 次のいずれかのオプションを入力します。
    • N: 最も北の交点が選択されます。
    • S: 最も南の交点が選択されます。
    • E: 最も東の交点が選択されます。
    • W: 最も西の交点が選択されます。
    • R: 最も近い解決が選択されます。
    • F: 最も遠い解決が選択されます。
    • 1: 交点 1 が選択されます。
    • 2: 交点 2 が選択されます。
    • A: すべての交点が選択されます。
    • P: ポインティング デバイスで交点を選択します。

測量コマンド言語を使用して、円弧と方位線の交点を計算するには

  1. [ツールスペース][測量]タブで、編集するネットワークを右クリックして、[測量コマンド ウィンドウ]をクリックします。
  2. コマンド ラインに次のコマンドを入力します。

    ARCB [ポイント] [象限] [ポイント 1] [方位] [象限] [オフセット]

コマンド ラインの例

NE 1 100 100

NE 2 200 200

ARCB 2 200 1 50 1 -50

! 交点番号 # 1 北:372.285978 東:301.575300

! 交点番号 # 2 北:98.424700 東:27.714022

交点は、ポイント 2 を中心とする半径 200 の円弧と、ポイント 1 から作成された方位 50.0000、左オフセット距離 50 の線分の間に配置されます。

コマンド構文

ARCB [ポイント] [象限] [ポイント 1] [方位] [象限] [オフセット]

パラメータ 定義
ポイント 半径のポイントです。これは、円弧の中心として使用される既存のポイントです。
半径 半径の距離です。これは、半径ポイントから円弧までの距離(フィートまたはメートル)です。
ポイント 1 ベクトルの始点となる既存のポイントです。これは任意のポイントです(図ポイントを含む)。
方位 既存のポイントから延びる線分の方位です。方位はベクトルの方向を定義するもので、現在の角度単位で表します。
象限 方位が存在する象限です。指定可能な値は、1(NE)、2(SE)、3(SW)、および 4(NW)です。
オフセット ベクトルからの左または右へのオフセットです。これは、線分が x フィート移動したかのような効果を生み出します。右オフセットは負の数値、左オフセットは正の数値です。オフセットが必要ない場合はゼロを指定します。