Vault プロジェクト図面のオーナーシップを使用するには

複数サイト環境で稼働する場合、どのサイトのユーザが図面をチェックアウトする権利を持っているかは、オーナーシップによって決定されます。

オブジェクトのオーナーシップを取得するときは、他のどのユーザもオーナーシップを取得できない時間を選択します。この時間は、「リース」と呼ばれます。リースの終了後、他のユーザがオブジェクトのオーナーシップを要求するまで、現在のオーナーがオーナーシップを保持します。リースが終了すると、要求したユーザがオブジェクトのオーナーシップを取得します。

ソース図面に、プロジェクトで共有されているオブジェクトが存在する場合、ソース図面のオーナーシップは、いつでも移動されます。関連するオブジェクトのデータ ファイルのオーナーシップも、同様に移動されます。

注: プロジェクト フォルダのオーナーシップは、Vault クライアントを使用して保持されます。

詳細は、Autodesk Vault のヘルプを参照してください。

プロジェクト図面のオーナーシップを要求するには

ワークグループの図面のオーナーシップを要求します。

  1. [ツールスペース][プロスペクター]タブで、[プロジェクト]を展開オーナーシップを要求する図面を含む[図面]コレクションをクリックします。
  2. 図面を右クリックします。[オーナーシップの管理]を選択します。
  3. [オーナーシップの管理]ダイアログ ボックスで、リース期間を指定します。
  4. [OK]をクリックします。
  5. [オーナーシップ ステータスの管理]ダイアログ ボックスで、[OK]をクリックします。

オーナーシップが正常に移行すると、コマンド ラインにメッセージが表示され、図面をチェック アウトできるようになります。

プロジェクト図面のオーナーシップを解放するには

プロジェクト図面のワークグループのオーナーシップを解放し、他のワークグループのオーナーシップ要求を有効にします。

  1. [ツールスペース][プロスペクター]タブで、[プロジェクト]を展開オーナーシップを解放する図面を含む[図面]コレクションをクリックします。
  2. 図面を右クリックします。[オーナーシップの管理]を選択します。
  3. [オーナーシップの管理]ダイアログ ボックスで、リース期間として[なし]を指定します。
  4. [OK]をクリックします。
  5. [オーナーシップ ステータスの管理]ダイアログ ボックスで、[OK]をクリックします。

オーナーシップが正常に移行すると、コマンド ラインにメッセージが表示され、図面のオーナーシップは、他のワークグループが要求できるようになります。