1 つまたは複数の横断ビューを特定の横断ビュー グループ内に移動することができます。
横断ビューを別の横断ビュー グループに移動すると、次の処理が実行されます。
- 測点の順序に従って、横断ビューが横断ビュー グループ内に挿入されます。必要に応じて、グループ内の既存の横断ビュー間に横断ビューが挿入されるため、すべての横断ビューが測点の順に配置されることになります。
- 横断ビュー間でスタイルが異なっている場合は、移動する横断ビューの現在のスタイルをそのまま保持することも、移動先の横断ビュー グループのスタイルを使用することもできます。
次の例では、個別の横断 SL-25 を横断ビュー グループ内に移動する必要があります。この横断の測点は 1+75 であるため、測点が 1+50 の横断と測点が 2+00 の横断との間に挿入されます。
次の図は、横断ビュー グループ内に挿入された横断ビューを示しています。この例のように、現在のスタイルをそのまま保持することも、移動先の横断ビュー グループのスタイルを移動後の横断に適用することもできます。測点が 3+00 の横断ビューは、次のシートに移動されます。
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[プロスペクター]で、別の横断ビュー グループに移動する横断ビューが含まれている横断ビュー グループを選択します。
[線形] 線形タイプ コレクション (例: [中心線の線形]) <線形名> [横断抽出ライン グループ] <横断抽出ラインのグループ名> [横断ビュー グループ] <横断ビュー グループ名> を選択します。
横断ビューが、[プロスペクター]項目ビューに一覧表示されます。
- [プロスペクター]項目ビューで、移動する横断ビューを選択します。
- 横断ビューグループを右クリックして 移動します。
注: このコマンドは、図面内の横断ビューおよび[断面図ビュー]リボンを選択した後に、コンテキスト メニューで使用することもできます。リボン上のコマンドにアクセスするには、
[横断ビュー]タブ
[ビューを修正]パネル
[横断ビュー グループに移動]
検索をクリックします。
- [横断ビュー グループを選択]ダイアログ ボックスで移動先の横断ビュー グループを選択し、[OK]をクリックします。
注: 移動する横断と移動先の横断ビュー グループでは、同じ横断抽出ライン グループを共有する必要があります。選択できるのは、同じ横断抽出ライン グループから作成された横断ビュー グループだけです。
- 移動する横断ビューのスタイルが、移動先の横断ビュー グループで使用されているスタイルと異なっている場合は、タスク ダイアログ ボックスが表示されます。このタスク ダイアログ ボックスのオプションを使用して、移動先の横断ビュー グループのスタイルに一致するように横断ビューのスタイルを変更することも、現在のスタイルをそのまま使用することもできます。
注: タスク ダイアログ ボックスで
[今後もこの選択を常に適用]チェック ボックスをオンにし、その後、この動作を変更する場合は、AutoCAD の[オプション]ダイアログ ボックスの[システム]タブで
[非表示メッセージの設定]を編集します。