データの表示を簡素化するには

図面に表示される詳細レベルを下げます。

詳細レベル表示のオン/オフを切り替える

詳細レベル表示をオン/オフする場合は、LevelOfDetail および LevelOfDetailOff コマンドを使用できます。

ビューポートの左上コーナーに表示される は、詳細レベル表示モードに入ったことを示します。

注: 図面でプロキシ グラフィックスを使用する必要がある場合は、保存する前に詳細レベル表示をオフにしてください。詳細は、「プロキシ グラフィックスを使用するには」を参照してください。

詳細レベル表示を使用する

縮小ズームすると、図面データの表示量は減少します。詳細レベルが下がると、Autodesk Civil 3D のパフォーマンスは向上します。

拡大ズームすると、図面データの表示量は増加します。

図面を印刷するときには、たとえ詳細レベル表示モードがオンでも、すべてのオブジェクトの完全な詳細が含まれます。

注: サーフェスは、詳細レベル表示の影響を受けるただ 1 つのオブジェクトです。サーフェス境界、ユーザ定義等高線、流域は、詳細レベル表示の影響を受けません。これらの項目は、常に完全な詳細で表示されます。

詳細レベル表示でオブジェクトを編集する

詳細レベル表示モードに入っている場合、図面を縮小ズームしたとき、いくつかの編集オプションが使用できなくなります。低詳細レベル表示(縮小ズーム時)の場合、カーソルは赤いアイコンとして表示されます。これは、オブジェクトを編集するには、実レベルまで拡大ズームする必要があることを示しています。

たとえば、ポイントやエッジを選択する必要があるサーフェス編集オプション([線分を追加]、[線分を削除]、[エッジをスワップ]、[ポイントを追加]、[ポイントを削除]、[ポイントを修正]、[ポイントを移動])は、完全詳細レベル表示のときにのみ使用できます。