プロッタで使用されるペンの割り当ては、ペン プロッタを使用しているか、またはレーザー プリンタなどの別の種類のプリンタを使用しているかによって異なります。
[印刷スタイル テーブル エディタ]の[割り当てられたペン番号を使用]フィールドには、各印刷スタイルに使用する物理的なペンを指定します。プロッタの物理的なペンは、プロッタ環境設定(PC3)ファイルに記述されています。ペン プロッタを使用する場合は、[プロッタ環境設定エディタ]の[物理的ペンの環境設定]で、各ペンの色、速度、幅に関する情報を設定してください。
たとえば、[プロッタ環境設定エディタ]でペン情報を指定するときに、#1 には黒の 0.010 インチ、#2 には赤の 0.020 インチを指定できます。[印刷スタイル テーブル エディタ]で、WATER PIPES という印刷スタイルに #1 を割り当て、SEWER PIPES という印刷スタイルに #2 を割り当てることができます。
ペンは、[割り当てられたペン番号を使用]フィールドから、32 個あるペン番号から番号を選択することによって、印刷スタイルに割り当てることができます。既定値は[自動]です。印刷スタイルの色が[オブジェクトの色を使用]に設定されている場合や、色従属印刷スタイル テーブルで印刷スタイルを編集している場合は、ペン番号の割り当ては変更できません。
0 に指定すると、このフィールドは、[自動]モードを読み込むように更新されます。[プロッタ環境設定エディタ]の[ペンの物理的特徴]に表示されている情報を使用して、印刷するオブジェクトに最も近い色のペンが選択されます。
ペンを使用しない多くのプロッタでは、仮想ペンを使用してペン プロッタのパフォーマンスをシミュレートできます。デバイスの多くは、ソフトウェアを使用するか、またはプロッタのコントロール パネルからハードウェアを使用して、デバイスの仮想ペンをコントロールできます。
ソフトウェアを使用してペンをコントロールすると、[線の太さ]、[線種]、[濃淡度]、[線の端部のスタイル]、[線の結合部のスタイル]、[塗り潰しスタイル]の各設定における印刷スタイル テーブルの値が有効になり、プロッタのコントロール パネルの設定が優先されます。
ペン属性のソフトウェアによるコントロールをオフにすると(通常はプロッタ上で行います)、仮想ペンは選択できても、線の太さ、線種、線の端部のスタイル、線の結合部のスタイル、塗り潰しスタイル、色などはコントロールできません。プログラムでは、[プロッタ環境設定エディタ]の[デバイスとドキュメントの設定]タブで、[ベクトル グラフィックス]オプションの[カラー デプス]領域から[255 仮想ペン]を選択すると、ソフトウェア(標準)コントロールよりもハードウェア(仮想ペン)コントロールが優先されます。他のカラー デプスを選択すると、ソフトウェア コントロールになります。
[印刷スタイル テーブル エディタ]の[仮想ペン番号]に、仮想ペンの番号を 1 ~ 255 の範囲で指定できます。0 または[自動]を指定すると、ACI から仮想ペンが割り当てられます。
印刷スタイル テーブルを作成するときは、さまざまな種類のプロッタで使用されることと、プロッタとモードによって印刷スタイル テーブルの有効になる部分が決定されることを認識しておく必要があります。
をクリックします。 [印刷スタイル テーブル エディタ]では、複数の印刷スタイルのプロパティを編集できます。