セットアップに名前を付け、座標系 ID およびパーツ名を指定するには、セットアップ プロパティ ダイアログの 定義 タブを使用します。
セットアップ名 － セットアップの名前を入力します。この名前は、セットアップのラベルとしてだけ使用されます。
座標系 ID － セットアップの 座標系 ID を確認します。デフォルトは、現在の *.cnc ポスト プロセッサー テンプレート ファイルから取得されているため正確であると想定されます。デフォルトが不適切な場合、正しい値を入力します。
座標系 ID を使用して、座標系をプログラムの位置に移動させる代わりに、マシンの座標系をプログラム原点に対応させるようにオフセットします。NC データ G54 - G59 を使用するマシン、または、54 - 59 を登録しているマシンの場合、デフォルトは 54 になります。NC データ H1 - H3 を使用するマシンの場合、デフォルトは 1 となります。
パーツ名 － 任意で、パーツ名 を入力します。デフォルトで、ファイル名がこの名前になりますが、Fanuc 制御装置では、パーツ名が数値になるように上書きしなければなりません。
セットアップ タイプ － セットアップ タイプを選択します。セットアップを編集している場合、このフィールドは使用できません。
90 度工具ホルダーを使用して加工するフィーチャー － 90 度工具ホルダーでのみ切断できるフィーチャーを作成できるようにする場合は、このオプションを選択します。
スピンドル － 旋削加工セットアップ タイプを選択した場合は、そのセットアップがメインスピンドルにあるのか、サブスピンドルにあるのかを選択します。
多軸セットアップの場合、次のプロパティも設定します。
値が未設定の場合、割り出しのリトラクト移動には Z 割り出しクリアランス の値が使用されます。Z 割り出しクリアランス は、円筒ストックのバウンディング ボックスの上部からのクリアランス距離です。これにより、割り出しの Z 値がマシンの有効範囲外になってしまうことがあります。また、不均等な形状のパーツでは、非効率的なリトラクト移動が発生する場合もあります。
5 軸位置 － フェースの加工では、異なる回転方向 を使用する場合も多くあります。 次から選択します。