ツールパス フィーチャーを使用して、単一のツールパス移動を直接作成します。ツールパス フィーチャーでの工具軌跡の作成には、3 つの方法があります。
- 移動ごとに作成 - FeatureCAM のフィーチャーでは作成するのが難しい、単純かつ精密な工具軌跡を作成する場合の方法です。
- カーブを作成します。 FeatureCAM の描画ツールを使用して、工具の軌跡を精密にコントロールします。
- 既存のフィーチャーの工程をインポートします。この方法では、FeatureCAM が自動的に生成するツールパスに変更を加えることができます。フライス加工フィーチャー、または、旋削フィーチャーからツールパスをインポートすることができます。
カーブ、または、フィーチャーから作成したツールパスの場合、パラメトリック モデリング 設定の有効と無効にかかわらず、そのツールパスは元のソースにはリンクされません。これにより、FeatureCAM による自動修正の影響を受けないツールパスが保存されることになります。
警告: 修正されたすべてのツールパスに対してシミュレーションを実行して、ガウジがないかどうかを確認するようにします。
次の方法で、ツールパス フィーチャーを作成します。
-
[フィーチャーと加工] タブ > [フィーチャー] パネル > [ツールパス] > [フライス加工ツールパス] から、フライス加工のツールパス フィーチャーを作成します。
[フィーチャーと加工] タブ > [フィーチャー] パネル > [ツールパス] > [旋削加工ツールパス] から、旋削加工のツールパス フィーチャーを作成します。
- 新規フィーチャー - カーブ / 工程 ページを、次のように設定します。
- カーブを使用する場合、カーブ を選択して、ドロップダウン リストからカーブを選択します。
- 工程のツールパスを編集する場合、工程 を選択して、ドロップダウン リストから工程を選択します。
- NC データ (プログラム ストップ コード M00、M01 など) を直接入力する場合、NC データ テキスト を選択します。
- ウィザードの手順にしたがって、ツールパスの工具、送り、回転数を選択します。
各ツールパス フィーチャーは、単一のツールパス工程を作成します。ツールパス フィーチャーのツールパス プロパティ ダイアログには、工具 タブ、送り/回転数 タブ、ツールパス タブが表示されます。ツールパス タブを使用して、ツールパス フィーチャーを編集します。
注: 手動で入力した移動、または、カーブからツールパスを作成する場合、工具、送り、回転数も手動で選択しなければなりません。
注: 別の FeatureCAM 工程からツールパスをインポートした場合、工具と加工パラメーターは保持されます。
プログラム ストップ コードの例
次の方法で、NC プログラムに、プログラム ストップ コードを直接入力します。
- [フィーチャーと加工] タブ > [フィーチャー] パネル > [ツールパス] > [フライス加工ツールパス] を選択します。
- 新規フィーチャー - カーブ / 工程 ページの NC データ テキスト を選択して、M00 (または、M01) を入力します。
- 次へ をクリックします。新規フィーチャー - ツールパス フィーチャー ページが表示されます。
このページには、ツールパス プロパティ ダイアログの ツールパス タブと同じツールパス編集ボタンが含まれています。
- 終了 をクリックします。ツールパス フィーチャーが、パーツ ビュー と 工程リスト タブに表示されます。
- ツールパス フィーチャーをシミュレーションします。この例の場合、表示されるツールパスはありませんが、NC データを生成するためフィーチャーをシミュレーションしておかなければなりません。
- NC データ タブで、NC データを確認します。
注: G コードのみから作成されたツールパス フィーチャーの場合、FeatureCAM の ツールパス プロパティ ダイアログに 工具 タブと 送り/回転数 タブは表示されません。