工具概要

パーツのフィーチャーを加工するための工具は、工具データベースから選択されます。工具データベースには複数の工具箱があり、各工具箱には、ユーザーの所属するチームやグループが使用する工具が保存されています。工具データベースは、次のように構成されています。

工具データベース

工具箱

工具グループ (例: ドリル、タッピング、ミル)

工具

FeatureCAM には、2 つの既存の工具箱が装備されています。インチ 工具箱には、多くの組織で使用されている一般的な工具が保存されています。デフォルト 工具箱には、膨大な数の工具が保存されています。多くの場合、この工具箱の工具を、カスタム工具箱やインチ工具箱にコピーして使用します。一度に使用できる工具箱は 1 つだけです。パーツを加工するための工具は、すべてその工具箱から選択されます。工具箱は、ドリル、エンド ミル、ボーリング バーなどの工具グループに分類されています。工具グループを新規作成することはできません。ただし、ユーザーの所属するチームやグループで用いる工具を反映した工具を新規作成することは可能です。

工具選択の条件は、フィーチャーのタイプにより異なります。

グラフィック ウィンドウ、または、パーツ ビュー でフィーチャーをダブルクリックして フィーチャー プロパティ ダイアログを表示し、ツリー ビューから工程を選択します。

フィーチャー プロパティ ダイアログの 工具 タブには、次の用途があります。