スナップは、パーツの図形データの作成時に、ライン、ポイント、形状などの配置を補助するための機能です。スナップを使用して、交点や端点など、既存の図形データの特定の位置を選択することができます。
[作成] タブ > [スナップ] パネル > [モード] から、スナップ モード ダイアログを表示します。
スナップ モード ダイアログで、次の項目を選択してスナップ モードを有効にします。
- グリッド ポイント - 回転スナップ グリッド にスナップします。 グリッドの間隔は、[オプション] > [表示] > [スナップ グリッド] ページで指定できます。
- ポイント - ポイント にスナップします。
- 終点 - ライン セグメント、円弧、カーブの端点、ストックのコーナーにスナップします。
- 中点 - 開いた図形データの 2 つの端点の中間にスナップします。
- 分割点 - 開いた図形データを等間隔に分割して、セグメントの端点にスナップします。[オプション] > [図形データ] > [スナップ グリッド] ページの セクション フィールドで、分割のセグメント数(デフォルトは 5)を制御します。
- ツールパス - ツールパスのラインにスナップします。
- 交点 - 図形データの交点にスナップします。
- 円中心 - 円、または、円弧の中心にスナップします。このオプションを選択すると、グラフィック ウィンドウに表示されているすべての円と円弧の中心に印(十字)が付きます。このオプションを使用すると、曲率 として寸法表示されている円の中心にスナップすることができます。
- 四半円点 - 円や円弧の 0 度、90 度、180 度、270 度の位置にスナップします。
- オブジェクト - 図形データの最も近いポイントにスナップします。
- 接点 - カーブした図形データと、現在のマウスの位置の接線にスナップします。
- 円筒中心 - 円筒、または、円錐の軸の端点にスナップします。
- スナップ識別ダイアログ - スナップできる対象が複数ある場合に、スナップ識別 ダイアログを表示します。
グラフィック ウィンドウでマウスを移動すると、そのカーソルに適用されたスナップ モードが ステータス バーに表示されます。ポイントのプレビューが緑で表示され、この形状はスナップ モードにより変化します。
複数のスナップ モードを同時に有効にすることもできます。例えば、円とラインの一方の端点の接点でスナップしてから、もう一方の端点との交点でスナップすることができます。