FeatureCAM の Turn/Mill では、回転工具を使用して旋盤上で旋削加工とフライス加工を実行します。旋削加工での一般的な Z 軸と X 軸に、C 軸と、任意の Y 軸がサポートされています。
次の左のパーツは、2 つのセットアップのある C 軸旋盤、または、サブスピンドル を使用する C 軸旋盤で加工することができます。右のパーツには上部と底部に平坦なポケットがあるため、Y 軸が必要です。(これらのポケットがラップされている場合、ポケットの底がカーブするため Y 軸を使用せずに加工することができます。)
フィーチャーの作成時には、そのタイプ(旋削フィーチャー、または、Turn/Mill フィーチャー)を選択することができます。Turn/Mill フィーチャーは回転工具をサポートしますが、旋削加工フィーチャーでは、工具は回転しないものと想定されています。例えば、Z 軸沿いの孔は、Turn/Mill フィーチャーと旋削加工フィーチャーの両方のタイプから作成可能ですが、Turn/Mill の孔は回転工具で、旋削の孔は回転しないドリルで加工されます。
1 つのセットアップに、旋削フィーチャーと Turn/Mill フィーチャーの両方を含めることもできます。Turn/Mill での旋削フィーチャーは、2 軸旋盤上での旋削フィーチャーとまったく同じです。Turn/Mill でのフライス加工フィーチャーは、フィーチャーをパーツの外径、または、フェースのいずれかに位置付けと方向付けできる点を除き、3 軸フライス盤上でのフライス加工フィーチャーと同じです。
Turn/Mill での工具選択は、回転工具が X 軸、または、Z 軸に平行であると自動識別 される点を除き、旋削加工とフライス加工での工具選択に類似しています。
すべてのシミュレーション タイプ (工具中心軌跡シミュレーション、2D シミュレーション、3D ソリッド シミュレーション) がサポートされています。3D シミュレーションでは、パーツの回転も正確にシミュレーションされます。