送り最適化のプロパティ

送り最適化 ダイアログには、次のプロパティがあります。

送り速度加速 (負荷が出力設定値 % を下回る場合) - プログラムされている出力値は、工程リスト に表示されている想定出力設定値です。この値(%)は想定出力設定値に適用されます。移動の出力値がこの値より低い場合に、送り速度を上げます。

加速上限値 % - 送り速度の上限(%)です。

送り速度減速 (負荷が出力設定値 % を上回る場合) - プログラムされている出力値は、工程リスト に表示されている想定出力設定値です。この値(%)は想定出力設定値に適用されます。移動の出力値がこの値より高い場合に、送り速度を下げます。

減速下限値 % - 送り速度の下限(%)です。

サンプリングを実行して瞬間の工具負荷を計算 - NC データの各ブロックに対する工具負荷のサンプリングにツールパス上の複数のポイントでサンプリングした平均値を使用して、サンプリングをより正確にします。このオプションを選択解除した場合、工具負荷は NC データの各ブロックに対して一度のみ算出されます。

シミュレーション時間 1 分あたりの工具負荷測定回数サンプリングを実行して瞬間の工具負荷を計算 が選択されている場合の、分あたりの工具負荷の測定回数を指定します。NC データの各ブロックに対する工具負荷には、測定された値の平均値が用いられます。値が大きいほど、最適化に時間がかかります。

注: この値は、NC プログラムの実行時間に相対します。プログラムの実行時間が 1 時間を超える場合、この値を 100 以下にすることが推奨されています。

1 ブロック内で工具負荷が変化したら、分割して異なる送り速度を使用 - 長さのある加工では、工具負荷の変動も大きくなることがあります。このオプションを選択して NC ブロックを分割し、より細かく制御します。

このオプションの使用により、NC プログラムの容量は増加します。

工具直径 % によるツールパス分割距離1 ブロック内で工具負荷が変化したら、分割して異なる送り速度を使用 が選択されている場合の、ツールパスの分割頻度を指定します。この値は、工具直径に対する割合として指定します。

OK - パーツの送り速度を最適化します。

工具負荷 も参照してください。