このモデルは National Institute for Aviation Research (NIAR)の試験用断片レベルのテスト結果に基づいています。具体的には、T700/2510 から有孔引張(OHT)プレートを作成し、NIAR の実験結果 [1] と比較しています。プレート レイアップは[45/0/-45/90]3S で、プレート寸法は次のとおりです。
以降のチュートリアルでは、基本的なモデリングの詳細は省略されています。ANSYS Mechanical APDL 環境での開発経験があることを想定しています。ANSYS GUI に不慣れな場合は、このチュートリアルを完了する前に、ANSYS のドキュメントを参照してください。
Helius PFA で生成された結果の表示方法のみに関心がある場合は、ANSYS 解析結果(*.rst)ファイルの生成に使用できる ANSYS 入力ファイル(Tutorial_1_ANSYS.ans)をダウンロードできます。この場合、「Composite Material Manager を使用してユーザ材料特性を指定する」セクションの手順に従って入力ファイルを実行した後、「結果を表示して解釈する」セクションを参照してください。解析用にファイルを送信する前に、入力ファイルの matID 値が、ワークステーション上にある Tutorial_1 の matID (このチュートリアルで作成した材料に割り当てられた名前)と一致することを確認してください。Tutorial_1 の matID は、「Helius PFA プラグインを使用してユーザ材料を作成する」セクションで説明したように、ANSYS 内の Helius PFA プラグインで Tutorial_1 を選択することによって決定できます。