荷重-変位プロットを使用して、構造のグローバルな剛性応答を決定します。
破損が開始して進行する時に構造がどのように動作するのかを簡単に判定できるので、これらのプロットは進行性破損解析に特に役立ちます。
[Main Menu] > [TimeHist Postpro]をクリックします。
表示される GUI で、[Add Data]アイコン(緑のプラス記号)をクリックします。
[Reaction Forces] > [Structural forces] > [Y-Component of force]を選択します。[OK]をクリックします。
グラフィックス ウィンドウから、指定の変位を持つ節点を選択します(「荷重を定義する」セクションの図を参照)。 [OK]をクリックします。
手順 2 ~ 4 を繰り返します。ただしここでは、[Nodal Solution] > [DOF Solution] > [Y-Component of displacement]を選択します。
反力と変位の関係をプロットするには、X 軸を UY_3 に設定し、FY_2 と UY_3 を選択して、Graph Data アイコンをクリックします。以下の図を参照してください。
荷重 - 変位プロットを以下に示します。変位 0.0468 で剛性が急速に低下しているのは、プレートに最大の破損が発生したことを示します。シミュレーションの最大荷重は 10,180 lbs で、強度は 47.1 ksi です。プレートの実験[1]強度は下の表で 50.5 ksi と示されています。Helius PFA によって予測される最大強度と実験上の強度には 6.7% の差があります。