疲労解析ステップを作成する

進行性疲労解析を実行するには、追加の疲労解析ステップが必要になります。

このステップは、入力ファイルを修正することで作成されます。

  1. 最初に、2 つのコマンドを追加することで、上記のメカニカル荷重ステップの範囲を完全に指定します。

  2. TREF, 297.15 コマンドを見つけます。

  3. その下に /SOLU と入力し、入力ファイルは次のように表示されます。

    TREF,297.15,
    /SOLU
    FLST,2,104,1,ORDE,4
  4. 次に、この荷重ステップを終了するためのコマンドを追加します。

  5. OUTRES,ESOL,ALL コマンドを見つけます。

  6. その下にステップを終了する、SOLVE を入力します。

    これで、メカニカル荷重ステップが定義されたので、疲労解析ステップを追加します。

  7. 疲労解析ステップを定義するには、上記の手順 6 の SOLVE コマンドの下に次のように入力します。

    /SOLU
    TIME, 1
    NSUBST, 100, 100, 100
    NEQIT, 1000
    NROPT,FULL,,OFF
    PRED,OFF,,OFF
    OUTRES, SVAR, ALL  
    OUTRES, NSOL, ALL
    OUTRES, ESOL, ALL
    SOLVE
    FINISH

このステップには、1 秒の時間内に 100 増分あります。すべての状態変数、および要素と節点の解が結果ファイルに書き込まれます。