織物材料の[疲労解析]タブ

作成している織物材料を疲労解析で使用する場合は、[疲労解析]タブに疲労データを入力します。

Q - 疲労データ

このフィールドには、S-N データ点である実験での単層疲労データが含まれます。S-N データ点には次の情報が含まれます。

• S - 荷重サイクル内で到達した最大単層応力(応力の単位は、選択した単位セットに一致する必要があります)
• N - 破損までのサイクルの数
• f - ヘルツ単位(サイクル/秒)の荷重の周波数
• R - 最大応力に対する最小応力の比率
• 荷重の角度 - 繊維の軸からの荷重の角度(度)

このデータを使用して Helius PFA の疲労解析で使用される材料の疲労定数を最適化します。最適化を実行するには少なくとも 2 つのデータ点が必要になります。

以下のデータが実験で測定される疲労データとして提供されると仮定します。このデータは以下に示すように GUI に入力されます。

材料強度に関する注意

Helius PFA で使用する材料を作成する場合は、面外せん断強度(S23)を提供する必要があります。実験値が存在しない場合、適切な近似値は 5.0E+7 パスカルです。次の方程式も S23 の推定として使用することができます。

ここで、S22Tension は横方向の引張強度、S22Compression は横方向の圧縮強度です。