付録 A.8: 引数 #9: 温度

9 番目の定数値を -1.0 に設定すると、温度依存機能がアクティブになります。9 番目の定数の値が 0.0 以上の場合、値は材料データ(mdata)ファイル内の希望の環境の温度です。

温度依存性

このフィーチャが結果に影響を及ぼすようにするには、材料を複数の環境で特性指定する必要があります。複合材料と構成の特性は、材料ファイルに保存している最低/最高温度点の境界内にある任意の温度に対して線形補間されます。保存している最低温度データムより低い温度は、最低温度データムで保存されている材料特性を使用します(ソフトウェアは保存している温度データ点の境界を超えて特性を外挿することはありません)。保存されている最高温度データムより高い温度も同様に処理されます。材料特性の線形補間は下図のようになります。

temp dep fix

温度の選択

複数の材料特性セットを含む(したがって複数の環境を含む)材料の場合、9 番目の定数の値は希望の環境の温度に一致する必要があります。単一環境で特性指定された材料の場合、材料ファイルには 1 つの材料特性セットしかないため、この値は空白にすることができます。