TREF フィールドの値を -1.0 に設定すると、温度依存機能がアクティブになります。TREF フィールドの値が 0.0 以上の場合、値は材料データ(mdata)ファイル内の希望の環境の温度です。
この機能を結果に反映するには、複数の環境で材料特性を指定する必要があります。温度依存機能をアクティブにした場合、材料ファイルに保存している最低/最高温度点の境界内にある任意の温度に対して、複合材料と構成の特性を線形補間します。保存している最低温度データムより低い温度は、最低温度データムで保存されている材料特性を使用します(Helius PFA では保存している温度データ点の境界を超えて特性を外挿することはありません)。保存されている最高温度データムより高い温度も同様に処理されます。材料特性の線形補間は下図のようになります。
複数の材料特性セットが含まれている材料(つまり複数の環境が含まれる)の場合、TREF フィールドの値は目的の環境温度と等しくする必要があります。単一環境で特性指定された材料の場合、材料ファイルには 1 つの材料特性セットしかないため、この値は空白にすることができます。