Pack and Go は、ファイルとそのすべての参照ファイルを 1 つの場所にパッケージ化する場合に使用します。
Pack and Go により、Autodesk Inventor のファイルとそのすべての参照ファイルが 1 つの場所にパッケージ化されます。指定したプロジェクトまたはフォルダ内の選択した Autodesk Inventor ファイルを参照するすべてのファイルをパッケージに含めることもできます。
Pack and Go を使用して、ファイル構造をアーカイブしたり、参照ファイルへのリンクを保持した状態でファイル セット全体をコピーしたり、または設計をテストするためにファイル グループを分離することができます。
Pack and Go は、Microsoft Windows エクスプローラまたは Autodesk Inventor とは別に起動した Design Assistant のどちらからも実行できます。
Autodesk Inventor のファイルをパッケージ化すると、指定したファイル、そのファイルが参照しているファイル、および指定したファイルを参照しているファイルが新しい場所にコピーされます。元のファイルは、そのまま同じ場所に残り、何も変更されません。ソース フォルダ内の他のファイルは、パッケージに含まれません。コピーしたファイルも、何も変更されません。パッケージ ファイル用の新しいプロジェクト ファイルが作成されます。また、宛先フォルダには、ログ ファイルと元のプロジェクト ファイルのコピー(拡張子は .txt)もコピーされます。
以後、パッケージ ファイルを変更しても、元のファイルには影響しません。
パッケージ化された Autodesk Inventor のファイルは、さまざまな用途で使用できます。
選択されたファイルの場所の下位のパスに参照ファイルがすべて存在する場合は、既定のプロジェクト ファイルを使用できます。Pack and Go セッションを開始するとき、アクティブなプロジェクト ファイルが使用されます。アクティブなプロジェクト ファイルは、変更することができます。
ファイルが複数の場所に保存されている場合は、すべての場所を指定するプロジェクト ファイルを使用しなければなりません。ファイルをパッケージ化するとき、新しいプロジェクト ファイルが作成されます。すべてのファイルが、新しいプロジェクト ファイルを含むフォルダの下の階層にコピーされます。Pack and Go セッションが終了すると、アクティブなプロジェクト ファイルは現在の設定にリセットされます。