このタブは、[設計]タブを拡張したものです。[設計]タブの選択内容に基づいてジェネレータのデータを計算します。
アクセス: |
リボン: [設計]タブ [動力伝達]パネル [V ベルト] をクリックし、[計算]タブをクリックします。 |
[計算の種類] |
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使用する強度計算の種類を指定します。 |
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強度チェック |
選択したベルト、ベルト数、ベルト軌道について強度チェック分析を実行します。強度チェックの結果、伝動レイアウトが適切な荷重を伝動できない場合、ベルト数を増やすよう促すメッセージが表示されます。 |
[ベルトの設計番号] |
設計ページで、誤ってベルト数を選択してしまわないよう保護します。代わりに、指定した荷重、ベルトのタイプ、ベルト軌道に基づいて、推奨ベルト数が求められます。 |
[荷重] |
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ベルト動力伝動によって伝動される荷重を指定します。一覧で選択した方法に基づいて、動力、速度、またはトルクによって荷重を入力します。 |
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[動力]、[速度] [トルク] |
動力と速度に基づいてトルクを計算します。 |
[動力]、[トルク] [速度] |
動力とトルクに基づいて速度を計算します。 |
[トルク]、[速度] [動力] |
トルクと速度に基づいて動力を計算します。 |
[係数] |
[カスタム]ボックスを選択した場合は、値を入力する必要があります。値を入力しない場合、『エンジニア ハンドブック』で説明されているように、係数はジェネレータによって決定されます。 |
[ベルト プロパティ] |
[カスタム]ボックスを選択した場合は、値を入力する必要があります。これ以外の場合、プロパティは XML ファイルの標準データから決定されます。これらの値は、最小値として推奨されます。これらの値は、ベルト製造者のカタログに示されており、同じタイプ(サイズ)のベルトでも製造者間で異なる場合があります。 |
[ベルト張力調整] |
ベルトの初期取り付け張力をコントロールする張力係数。ベルト製造元の推奨事項に従ってください。これらの推奨事項に基づいて係数が設定されていないと、ベルトの馬力定格が正しく計算されないことがあります。取り付け張力は、効率とベルト スリップに大きく影響します。通常は 1.0 から 1.5 のベルト張力係数の大きさが使用されます。高い取り付け張力によって、ベルトの耐用年数が短くなる場合があります。 |
(詳細) |
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V ベルト駆動装置の分析の追加オプションが表示されます。([その他のオプション]領域を表示するには、[設計]タブの右下にある[>>]をクリックします。) |
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[有効トルク係数] |
駆動されるプーリで正しい出力動力とトルクを計算するための編集有効性をコントロールします。この係数は、ベルト伝動の品質レベルを示します。出力トルクの低下につながるエネルギーの損失を考慮します。ベルトの変形エネルギー、溝での風の乱流などの要因が考えられます。ここにはスリップによって発生する動力の損失は含まれず、ジェネレータによって別途決定されます。これら 2 つの要因の組み合わせの結果が、最終的なベルト駆動有効性になります。 |
[ベルト速度で摩擦を修正] |
摩擦を計算します。ベルト速度が上がると、摩擦が変化する場合があります。表示される値は、ベルト速度によって摩擦がどれほど変化するかを示します。 |
[結果] |
[計算]および[設計]タブの右側に[結果]領域を表示するには、右側の二重線をダブルクリックするか山形のマークをクリックします。 |
この領域には、ベルトの伝動ジオメトリに関する最新の情報が表示されます。[計算]コマンドを押すと、値が計算されます。 |
結果の値の単位は変更可能です。変更対象に指定する値をダブルクリックします。 |
[メッセージの要約] |
計算に関するレポートが表示されます。[計算]および[設計]タブの下部に[メッセージの要約]領域を開くには、タブの下部にある二重線をダブルクリックするか、タブの下部にある山形のマークをクリックします。 |