[歯形をエクスポート]ダイアログ ボックス

特定の定義済みバックラッシュに関して、実際の歯のプロファイルを作成することができます。歯のプロファイルは計算された後、新規作成されたパーツ内のスケッチにエクスポートされます。モデルは、平歯車セットには関連付けられません。また、スケッチにはすべての重要サークル(ヘッド、ルート、ピッチおよびベース)が含まれます。

アクセス:

既に挿入した平歯車セットを選択し、右クリックして、[歯形をエクスポート]を選択します。

エクスポート

エクスポートするピニオンまたは歯車の形状を選択します。

望みの精度を、正確な解析プロファイルからの曲線の距離偏差として指定します。指定した公差は、生成されるスプライン点の数に著しく影響します。

[ツール シフトの調整]

平歯車ジェネレータ(歯修正)で指定したツール シフトについては、総ツール シフトを調整することができます。特定の歯車に指定されたバックラッシュにより、歯車ジオメトリを望みどおりにする上で必要な総ツール シフトが修正されます。

[必要なバックラッシュ]

バックラッシュのタイプを選択します。選択したオプション([円形]、[垂直]、[中心]、[角度]) に応じて、バックラッシュ値を入力できる適切な編集フィールドが使用可能になります。

はすば歯車の場合、垂直バックラッシュと円形バックラッシュは、法線方向を持つ断面で考慮されます(たとえば、垂直バックラッシュ j nn や円形バックラッシュ j nt )。

特定のギアについて望みの値を指定し、理想の歯のプロファイルからの公差を修正します。無効なバックラッシュを赤色でハイライト表示します。バックラッシュの許容範囲は 0 から中心バックラッシュまで(モジュール * 単位歯のクリアランスとほぼ同等)です。

[バックラッシュ ツール シフト]

バックラッシュ ツール シフトは、中心バックラッシュの結果として計算されます。つまり、ツール シフトを調節してバックラッシュを望みどおりのものにします。

[総ツール シフト]

標準位置からの総ツール シフトを表します。この総ツール シフトには、歯車セット(歯修正)の計算からの公称ツール シフトや、バックラッシュ ツール シフトが組み込まれています。これにより、歯車の製造時におけるツールの正確な位置が決定されます。

ヒント: バックラッシュ タイプおよび計算式については、『エンジニア ハンドブック』を参照してください。