タスクでファイルをローカルに、または Vault からマイグレーションできます。
- 操作方法
- [ファイルをマイグレーション]ダイアログ ボックスでマイグレーションするファイルを選択し、[オプション]をクリックします。
[ローカル オプション]
- [全体の再構築]
- パーツ ファイル(.ipt)が Inventor 製品の[フィーチャ再構築]コマンドを使用して再構築されます。通常はマイグレーション中にパーツを再作成する必要はありません。ただし、R5.3 より前のリリースからマイグレーションする場合は、パーツのマイグレーションの際に[全体の再構築]オプションを使用することをお勧めします。[全体の再構築]によって、フィーチャの編集パフォーマンスが大幅に改善されます。
ヒント: 処理中に[フィーチャ再構築]コマンドを中止するには、[Esc]を押します。キャンセルが完了すると、メッセージが表示されます。
- [マイグレーションされたファイルをスキップ]
- 新しいバージョンで作成されたファイルと既にマイグレーションされたファイルをスキップします。
- [[簡易]モードのアセンブリ グラフィックスを含める]
- アセンブリ ドキュメントをマイグレーションするときに、グラフィックスをアセンブリに保存するかどうかをコントロールします。グラフィックスを保存すると簡易モードのワークフローが使用できるようになります。既定では、このオプションはオフになっています。[デザイン オプションを更新]ダイアログ ボックスでもこのオプションを使用できます。
- [未解決の参照のあるファイルをスキップ]
- マイグレーションを開始するまでに解決されていないファイルをスキップします。
- [更新の保留を設定(図面のみ)]
- 図面ファイル内の更新の保留の設定をコントロールします。更新の保留を設定すると、図面ファイルは変更されなくなります。選択すると、更新の保留の設定が有効になり、更新を保留した状態で図面ファイルがマイグレーションされます。この設定は、[ドキュメントの設定]ダイアログ ボックスの[図面]タブにある[更新を保留]をオフにすれば、再度更新できるようになります。
- [フラット パターンの更新の保留を設定する]
- モデル更新時のフラット パターンの計算を無効にします。設定すると、ブラウザのアイコンがパーツ ファイルのフラット パターンの横に表示され、計算が無効になっていることを示します。
- [旧バージョンを消去]
- ファイル サイズを最小に保ちたい場合に選択します。マイグレーション ユーティリティの終了後に、マイグレーションされたファイルの以前のバージョンが削除されます。マイグレーション タスクを開始する前に、必要なファイルのすべてのバージョンをバックアップしてください。
- [ラスタ図面ビューをすべて正確にする]
- このオプションを選択すると、[ファイルをマイグレーション]タスクを実行したときに、すべてのラスタ ビューが正確なビューに変換されます。
- [ローカルの材料および外観を更新]
- このオプションを選択すると、アクティブなプロジェクトのライブラリのスタイルに対して、すべてのローカルの材料および外観が自動的に更新されます。
- [モデル履歴のコンパクト化]
- ファイルを新しいリリースにマイグレーションする場合は、このオプションをオンにしないでください。このオプションにより、フィーチャ編集の高速化に使用されるロールバック履歴が削除されます。大規模なアセンブリで作業中に、容量の制限が発生した場合にのみ使用します。
[Vault]
- [DWF 添付ファイルを作成]
- マイグレーションする各ファイルに対して、DWF 添付ファイルをパブリッシュします。
- [ローカル コピーを削除]
- マイグレーションする各ファイルのローカル コピーを削除します。
- [このバージョンに関するコメントを入力]
- マイグレーションするファイル バージョンに含めるコメントを保存します。