[公差(ANSI メートル系単位標準)]ダイアログ ボックス

公差等級とはめあいの等級を指定します。

アクセス:

リボン: [設計]タブ [動力伝達]パネル [インボリュート スプライン]インボリュート スプライン ジェネレータで、[長さ]編集フィールドの横の をクリックします。

[OK]

選択を確定し、ダイアログ ボックスを閉じます。

キャンセル

ダイアログ ボックスを閉じます。

[公差等級]

公差の等級を選択します。

この規格には、設計のニーズに合った範囲の公差を選択できるように、スペース幅と歯の厚さに関する公差等級が 4 つ含まれています。等級は、以前の単一の公差(現在の等級 5)のバリエーションで、表 4 の脚注に示されている式に基づいています。すべての公差等級には、はめあいパーツ間の等級の混在が可能であるように、最小有効スペース幅と最大有効歯厚の制限があります。

その他の公差等級については、次のとおりです。

等級 4 = 0.71 x 表の値

等級 5 = 表のとおり

等級 6 = 1.40 x 表の値

等級 7 = 2.00 x 表の値

[公差等級]

はめあいの等級を選択します。

規格により公差等級に対して、同じ内側の最小有効スペース幅と最大有効歯厚が確保されます。個々のメンバの公差等級にかかわらず、はめあいスプライン間のアセンブリを互いに交換することができ、はめあいメンバの公差等級の公差が許容されます。この配置は、メンバがはめあいの相手よりも製造がかなり容易であるときに利点がある場合が多く、2 つのユニットに適用される平均の公差が設計のニーズを満たすようにします。たとえば、一方のメンバに等級 5 の公差を指定し、はめあいの相手に等級 7 を指定することにより、等級 6 の範囲のアセンブリ公差が確保されます。

[はめあいの等級]: サイド フィット スプラインには、H/ h、H/ f、H/ e、H/ d という 4 つのスプラインはめあい等級があります。等級 H/ h の有効クリアランスが最小(c v = es = 0)であり、等級 H/ f、H/ e、H/ d は、それぞれ歯の厚さの補正版 f、e、d で、有効クリアランス c v が徐々に大きくなります。歯の厚さの変更 h、f、e、および d は、ISO R286「ISO System of Limits and Fits」から選択される基本偏差です。これらの等級は、規定された最小有効クリアランス c v を確保するために、基本の歯の厚さより薄い歯の厚さの合計公差を歯の厚さの変更量ずつ変化させることにより、外側スプラインに適用されます。

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