[インポート オプション]のリファレンス

[設定](DWG、DWF のみ)
インポートされたファイルに対して既定の AutoCAD 設定を指定します。
[ロード時にコンポーネントを保存](Inventor Professional のみ。DWG、DXF、SAT では使用不可)
インポートされたコンポーネントを変換した後に自動的にディスクに保存します。同じグループにある保存先の編集ボックスで指定したパスに、パーツやアセンブリのファイルを保存します。ファイルを保存する場合、同じ名前が付けられた既存のファイルは、Old Versions フォルダに移動します。

CATIA V5 パーツ ファイルの名前が Inventor ファイルの名前として使用されます(アセンブリ内のパーツを含む)。

JT ファイルの場合、[ロード時にコンポーネントを保存]を指定すると、インポートの処理時に各コンポーネントをディスクに保存することで、メモリの使用量を最小限に抑えることができます。大きなアセンブリをインポートする際に、インポートに長時間を要したり失敗する場合は、このオプションを使用してメモリの所要量を少なくしてください。小さなアセンブリの場合は、各コンポーネントをディスクに保存するために要する処理時間の増大により、メモリ使用率改善のメリットが損なわれる可能性があります。

Rhino ファイルの場合、ファイルを開くと参照ファイルが解決されるようにするには、アクティブなプロジェクトのファイル出力先を指定するか、アクティブなプロジェクトにパスを追加します。

[ドキュメントに埋め込み](DWG、DXF、SAT では使用不可)
変換レポートを生成し、パーツまたはアセンブリ ドキュメントに埋め込みます。

JT、Rhino、OBJ、STL ファイルの場合、このオプションをオンにすると、新しいファイルで、サード パーティ ブラウザ ノード に変換レポート アイコン が表示されます。変換レポートを表示するには、レポート アイコンをダブルクリックするか、右クリックして[編集]を選択します。

[ディスクに保存](Inventor Professional のみ。DWG、DXF、SAT では使用不可)
変換レポートを生成し、ディスクに保存します。Rhino、OBJ、STL ファイル タイプの場合、レポートのコピーが[コンポーネントの保存先フォルダ]に保存されます。

JT ファイルの場合、このオプションをオンにすると、変換レポートのコピーがディスクに保存されます。[保存]オプションで、[最上位アセンブリを個別のフォルダに配置]を選択した場合、変換レポートは最上位アセンブリとともに保存されます。それ以外の場合、レポートは[コンポーネントの保存先フォルダ]に保存されます。

[修復環境に読み込む](JT と Rhino のみ)
モデルにエラーがないかチェックし、ブラウザに修復ノードを作成します。[修復]環境で、インポートされた基本ボディを編集、診断、および修復できます。修復されたボディはモデル履歴に表示されます。
[アセンブリを単一パーツとしてインポート](DWG、DXF、OBJ、STL、Alias、Rhino では使用不可)
Inventor モデルにパーツをどのように作成し直すのかを指定します。[アセンブリを単一パーツとしてインポート]チェック ボックスがオンの場合にのみ使用できます。
  • [単一コンポジット フィーチャ]: ソース ファイル内のすべてのパーツを、パーツ環境内の単一コンポジット フィーチャのパーツとしてインポートします。
  • [複数のソリッド パーツ]: ソース ファイル内のすべてのパーツを、パーツ内の個別のソリッド ボディとしてインポートします。ファイル名が重複する場合は、コロンと 1 から増分する番号を追加します(:1 など)。
[次のサーフェスを作成](Inventor Professional のみ。DWG、DXF、OBJ、STL では使用不可)
サーフェスを Inventor ファイルにインポートする方法を指定します。
  • [個々のサーフェス ボディ]: 各サーフェスは、パーツ モデリング環境で単体のサーフェス ボディとして作成されます。各サーフェス ボディは、ルート ノードの子である専用のブラウザ ノードを保持します。
  • [単一コンポジット フィーチャ]: 各サーフェスは、派生元のレベル、画層、グループにかかわらず、単一コンポジットとして作成されます。作成結果は、ルート ノードの子である 1 つのコンポジット ノードだけとなります。
  • [複数のコンポジット フィーチャ]: コンポジットは、レベル、画層、またはグループを元にして作成されます。各レベル、画層、またはグループは、派生元のレベル、画層、またはグループと同じ名前を持つ個々のコンポジット フィーチャとして作成されます。各コンポジット フィーチャは、ルート ノードの子である専用のブラウザ ノードを保持します。(このオプションは、IGES、STEP、Alias、CATIA V4 および V5、Rhino でのみ使用されます)
  • [単一コンストラクション グループ]: 各サーフェスは、派生元のレベル、画層、グループにかかわらず、コンストラクション環境で単一グループとして作成されます。作成結果は、コンストラクション フォルダ ノードの子である 1 つのグループ ノードとなります。
  • [複数コンストラクション グループ]: 各グループは、レベル、画層、またはグループを元にして作成されます。各レベル、画層、またはグループは、派生元のレベル、画層、またはグループと同じ名前を持つ個々のコンストラクション グループとして作成されます。各コンストラクション グループは、コンストラクション フォルダ ノードの子である専用のブラウザ ノードを保持します。(このオプションは、IGES、STEP、Alias、CATIA V4 および V5、Rhino でのみ使用されます)
[面分割の詳細](JT のみ)
インポートされたメッシュの面分割をコントロールします。
[インポートの単位](DWG、DXF では使用不可)
単位を選択し、インポートされたジオメトリおよびパラメータ値をその単位に変換します。
[ロード時にパーツを確認](DWG、DXF、OBJ、STL、Rhino では使用不可)
インポートされたデータに対してクオリティ チェックを実行します。これは、不正なボディが検出されるまで、コンポジット内の各ボディをチェックします。不具合のあるボディには白い "i" マークが付けられ、チェックが停止します。
注: Rhino ファイルの場合、このオプションは使用できません。インポートされたデータのクオリティ チェックは、コンポジット フィーチャとしてサーフェスを作成すると自動的に実行されます。JT ファイルの場合、コンポジットの自動チェックに加えて、このオプションも有効にした場合、ファイル変換にかかる時間が大幅に長くなることがあります。

JT ファイルの場合、コンポジットの自動チェックに加えて、このオプションも有効にした場合、ファイル変換にかかる時間が大幅に長くなることがあります。

[高度なヒーリングを有効化](DWG、DXF、OBJ、STL では使用不可)
サーフェスの再トリム、スプライン サーフェスの再構築、サーフェスの再交差などを実行し、インポートされたモデルを完全な状態にして、Inventor で再利用できるようにします。この操作を実行すると、ジオメトリの一部が微妙に変わります。

JT および Rhino ファイルの場合、このプロセスによって、インポート プロセスにかかる計算時間が長くなることがあります。

[自動ステッチとプロモート](Inventor Professional のみ。DWG、DXF、OBJ、STL では使用不可)
インポート時にサーフェスをステッチします。ステッチの結果がソリッド ボディである場合、パーツ環境にプロモートされます。