アプリケーション オプションで外観、動作、ファイルの場所の全体的な設定をコントロールし、ドキュメントの設定で個々のファイルをコントロールします。
製品のインストール時にアプリケーション オプションをインポートします。インポート時には、現在のユーザ基本設定が変更されます。
オプションはいつでも[アプリケーション オプション]ダイアログ ボックスを使用して変更できます。アプリケーション オプションに加えた変更のうち、UI で表示され、XML を介してエクスポートとインポートができるものは、UserApplicationOptions.xml という名前のファイルに書き込まれるか、このファイルから読み込まれます。それ以外の変更はレジストリに書き込まれます。
これらのアプリケーション オプションは .xml ファイルに保存されるため、個人用のオプション設定をコンピュータ間で簡単に移動することができます。また、アプリケーションをアップグレードする際もオプションを簡単に移動できます。CAD マネージャは .xml ファイルを使用して、すべてのユーザまたは特定のグループに対して一貫した一連のユーザ基本設定を配置できます。
インポート可能な既定のアプリケーション オプションを保存する 2 つの .xml ファイルは、次のレジストリにあります。
初期設定後に既定のアプリケーション オプションのセットをインポートして、既定の設定オプションを切り替えた場合、2 つの設定間で異なる設定のみが変更されます。ユーザが変更したその他の[アプリケーション オプション]の設定がインポート処理によって変更されることはありません。
.xml ファイルが有効である限り、[アプリケーション オプション]の設定の一部をインポートすることができます。インポートした設定以外の項目では、現在の値が引き続き使用されます。
アプリケーション オプションを設定し、現在のセッションに適用せずに .xml ファイルにエクスポートすることができます。その後、そのファイルを使用して新しいユーザ基本設定を生成します。
[インポート]および[エクスポート]ボタンは、ダイアログ ボックスのすべてのタブの下部に表示されます。
アプリケーションの設定とは独立して、任意のドキュメントを表示できます。アクティブなスタイル、計測単位、スケッチおよびモデリング設定などのドキュメント パラメータを設定します。[アプリケーション オプション]ダイアログで、[ドキュメント設定を使用]を選択します。
ドキュメント設定は、ドキュメントに保存されます。ドキュメントの作成時に設定内容が自動的に適用されるようにするには、ドキュメントの作成に使用するテンプレートの設定を変更します。