[名前を付けて保存]エクスポート オプションのリファレンス

新機能の紹介: 2020.22022.2

共通の[名前を付けて保存]エクスポート オプション

[スケッチを含める]
オンにすると、エクスポートするファイルに表示されているスケッチが含まれます。

ファイルを SAT として保存すると、スケッチはグループ情報のない SAT ファイルに変換されます。

CATIA V5 エクスポート オプション(*.CATPart、*.CATProduct)

Version
エクスポートするファイル形式のバージョンを選択します。

IGES ファイルのエクスポート オプション(*.igs、*.ige、*.iges)

IGES へのエクスポートの結果は次のようになります。
  • パーツのジオメトリと基準サーフェスが別々の画層に割り当てられます。
  • パーツ モデリングに表示されているサーフェスのみがエクスポートされます。
[サーフェス タイプ]
  • IGES: [143 - 境界]: 以前のパラメトリック サーフェス タイプと比べて非常に正確です。
  • IGES: [144 - トリム]: 境界のあるサーフェスを認識しないシステムや、変換の問題が発生する場合に使用できます。
[ソリッド面のタイプ]
  • [解析]: 面の解析特性を保持します。サポートされている面のタイプは、平面、円柱状、円錐、球、トーラスです。
  • [NURBS]: 面が解析特性を満たしていない場合に使用します。
[スプライン フィットの精度]:
値の有効範囲は 0.00001 ~ 0.001 cm です。これより小さい値を設定すると、より正確なジオメトリの近似が作成されますが、ファイル サイズがより大きくなります。この値は、現在のセッションから後に変更するまで保持されます。

JT ファイルのエクスポート オプション

[設定ファイルを使用]
[出力]セクションのエクスポート設定が含まれている定義済みのファイルを使用するには、このボックスをオンにします。既定のエクスポート オプションで目的の結果が得られない場合は、このファイルを使用して LOD やその他の設定をコントロールすることができます。たとえば、より大きいフィーチャに影響するように弦の LOD 値を調整したり、より小さいフィーチャに影響するように角度の LOD 値を調整することができます。

注: [製品の製造情報]チェックボックスは、アセンブリには使用できません。
サンプル CFG ファイルは [drive]:\Users\Public\Documents\Autodesk\Inventor [version]\Samples\Translation\[language] にあります
設定ファイルでは、次の領域の修正がサポートされています。
  • Brep とファセット:
    • Brep とファセット: includeBrep = true、includeGeom = true
    • Brep のみ: includeBrep = true、includeGeom = false
    • ファセットのみ: includeBrep = false、includeGeom = true
  • Brep タイプ:
    • XT Brep: autoXtBrep = true
    • JT Brep: autoXtBrep = false注: JT Brep タイプの場合、バージョン 10.2 以前が必要です。
  • 構造: (アセンブリでのみ使用可能)
    • モノリシック: structureOption = "MONOLITHIC" ヒント: アセンブリは単一の JT ファイルに保存されます。
    • パーツごと: structureOption = "PER_PART" ヒント: アセンブリ階層は単一の JT ファイルに保存され、各パーツはサブフォルダ内の 1 つの JT ファイルとして保存されます。
    • 完全分割: structureOption = "FULL_SHATTER" ヒント: 各アセンブリ コンポーネントは固有の JT ファイルに保存されます。
  • バージョン: たとえば、バージョン 8.0 は JtFileFormat = "80" として記述され、バージョン 10.5 は JtFileFormat = "105" として記述されます。
製品の製造情報
エクスポート ファイルには PMI データを含めます(通常は、3D モデルに付随する製造情報)。
出力
出力オプションを選択します。
Brep タイプ
バージョン 10.3 以降を選択した場合、JT Brep は使用できません。
Version
エクスポートするファイル形式のバージョンを選択します。
構造
アセンブリでのみ使用できます。エクスポートされるファイルに適用する、生成ファイルの構造タイプと数を指定します。前述の設定ファイル オプションで、各タイプの説明を参照してください。

OBJ ファイルのエクスポート オプション

[単位]
エクスポートされた OBJ ファイルの単位をコントロールします。
  • [ソース単位]はパーツ ドキュメントの設定で指定された単位です。
  • 他の使用可能な単位のタイプには、インチ、フィート、センチメートル、ミリメートル、メートル、ミクロンがあります。
構造
[構造]オプションは、3D プリント環境に対して有効ではありません。
  • [1 ファイル]: アセンブリの 1 つのファイルを作成します。既定で、パーツの色がファイルとともにエクスポートされます。既定の色ですべてのパーツを保存するには、[色をエクスポート]をオフにします。
  • [1 つのパーツ インスタンスで 1 ファイル]: エクスポートに含まれるコンポーネントごとに個別のファイルが作成されます。アセンブリ ファイルの元の関係を保持します。パーツ ファイルには使用できません。
  • [1 回の選択で 1 ファイル]: 選択したソリッド ボディまたはコンポーネントごとに個別のファイルが作成されます。アセンブリでは、親ファイルのみを選択に含めます。[3D プリント サービスに送信]ダイアログで[すべて表示]を選択した場合は、アセンブリには使用できません。パーツに使用できるのは、[選択済み]を選択したときのみです。
Resolution
モデルのエクスポートに使用する解像度をコントロールします。エクスポートされるファイルの分割をコントロールするオプション内のスライダーに関するプリセット パーセンテージの値を設定します。
  • 高: パラメータで高いプリセット パーセンテージ値を使用します。[サーフェスの偏差]、[エッジの最大長さ]、[縦横比]については、値が変わると選択が解除されます。
  • 中: パラメータで中程度のプリセット パーセンテージ値を使用します。
  • 低: パラメータで低いプリセット パーセンテージ値を使用します。
  • カスタム: ユーザ定義の値を指定します。
    注: 上記のオプションでは、許容差の設定が厳しすぎると、過度の数のファセットが生成され、メモリ不足になる場合があります。この場合、処理に失敗することがあります。
  • BREP (既定): 面、エッジ、頂点から構成される境界表現を出力します。
[サーフェスの偏差]
切り子面エッジとサーフェス エッジの間の最大距離をコントロールします。面分割に使用するサーフェス偏差パラメータを指定します。スライダを調整すると、解像度は[カスタム]に変わります。
法線の偏差
切り子面の法線ベクトルどうしの間の最大角度を制御します。面分割に使用する法線偏差パラメータを指定します。スライダを調整すると、解像度は[カスタム]に変わります。
エッジの最大長さ
分割プロセスの際に面に配置されるグリッド線同士の間の最大距離を定義します。面分割に使用するエッジの最大長さパラメータを指定します。スライダを調整すると、解像度は[カスタム]に変わります。
アスペクト比
切り子面の高さと幅の間の比率を制御します。分割に使用する縦横比パラメータを指定します。スライダを調整すると、解像度は[カスタム]に変わります。

Parasolid バイナリ ファイルまたは Parasolid テキスト ファイルのエクスポート オプション(*.x_b、*.x_t)

Version
エクスポートするファイル形式のバージョンを選択します。

Pro/ENGINEER のエクスポート オプション(*.g、*.neu)

Version
エクスポートするファイル形式のバージョンを選択します。このオプションは Granite (*.g)ファイルの場合にのみ使用できます。Pro/ENGINEER Neutral ファイル(*.neu)にエクスポートする際には使用できません。

SAT のエクスポート オプション(*.sat)

[出力する SAT のバージョン]:
エクスポートするファイル形式のバージョンを選択します。

STEP のエクスポート オプション(*.stp、*.ste、*.step)

最適な結果を得るには: STEP を使用して他のユーザとファイルをやり取りする場合、ネイティブ製品と Inventor との間で STEP ファイルをエクスポートするときに、プロトコル、オプション、ファイル名などを同一にします。

アセンブリを STEP ファイルに保存すると、アセンブリとすべての参照パーツが 1 つのファイルに保存されます。Autodesk Inventor のパーツの外観は、エクスポートされる STEP ソリッド用の RGB 色に変換されます。
[アプリケーションのプロトコル]
  • 203 - 製品構成が管理された 3D 設計
  • 214 - 自動車用の 3D 設計
  • 242 - モデルベースの 3D エンジニアリング製品製造情報(PMI)を含めます。
    注: STEP AP 242 はアセンブリでは使用できません。
[スプライン フィットの精度]:
値の有効範囲は 0.00001~0.001 cm です。この値を変更することができます(cm 単位のみ)。これより小さい値を設定すると、より正確なジオメトリの近似が作成されますが、ファイル サイズがより大きくなります。この値は、現在のセッションから後に変更するまで保持されます。

STL ファイルのエクスポート オプション

[スタイル]
  • [バイナリ]は、ソフトウェアのみによって読み取られるエンコード コンピュータ ファイルとしてファイルを保存します。
  • [ASCII]は、メモ帳などの他のツールで編集したり読み込むことができるテキスト ファイルとしてファイルを保存します。
[単位]
エクスポートされた STL ファイルの単位をコントロールします。
  • [ソース単位]はパーツ ドキュメントの設定で指定された単位です。
  • 他の使用可能な単位のタイプには、インチ、フィート、センチメートル、ミリメートル、メートル、ミクロンがあります。
構造
[構造]オプションは、3D プリント環境に対して有効ではありません。
  • [1 ファイル]: アセンブリの 1 つのファイルを作成します。既定で、パーツの色がファイルとともにエクスポートされます。既定の色ですべてのパーツを保存するには、[色をエクスポート]をオフにします。
  • [1 つのパーツ インスタンスで 1 ファイル]: エクスポートに含まれるコンポーネントごとに個別のファイルが作成されます。アセンブリ ファイルの元の関係を保持します。パーツ ファイルには使用できません。
  • [1 回の選択で 1 ファイル]: 選択したソリッド ボディまたはコンポーネントごとに個別のファイルが作成されます。アセンブリでは、親ファイルのみを選択に含めます。[3D プリント サービスに送信]ダイアログで[すべて表示]を選択した場合は、アセンブリには使用できません。パーツに使用できるのは、[選択済み]を選択したときのみです。
Resolution
モデルのエクスポートに使用する解像度をコントロールします。エクスポートされるファイルの分割をコントロールするオプション内のスライダーに関するプリセット パーセンテージの値を設定します。
  • 高: パラメータで高いプリセット パーセンテージ値を使用します。[サーフェスの偏差]、[エッジの最大長さ]、[縦横比]については、値が変わると選択が解除されます。
  • 中: パラメータで中程度のプリセット パーセンテージ値を使用します。
  • 低: パラメータで低いプリセット パーセンテージ値を使用します。
  • カスタム: ユーザ定義の値を指定します。
    注: 上記のオプションでは、許容差の設定が厳しすぎると、過度の数のファセットが生成され、メモリ不足になる場合があります。この場合、処理に失敗することがあります。
  • BREP (既定): 面、エッジ、頂点から構成される境界表現を出力します。これが既定のアクションです。
[サーフェスの偏差]
切り子面エッジとサーフェス エッジの間の最大距離をコントロールします。面分割に使用するサーフェス偏差パラメータを指定します。スライダを調整すると、解像度は[カスタム]に変わります。
法線の偏差
切り子面の法線ベクトルどうしの間の最大角度を制御します。面分割に使用する法線偏差パラメータを指定します。スライダを調整すると、解像度は[カスタム]に変わります。
エッジの最大長さ
分割プロセスの際に面に配置されるグリッド線同士の間の最大距離を定義します。面分割に使用するエッジの最大長さパラメータを指定します。スライダを調整すると、解像度は[カスタム]に変わります。
アスペクト比
切り子面の高さと幅の間の比率を制御します。分割に使用する縦横比パラメータを指定します。スライダを調整すると、解像度は[カスタム]に変わります。