[角形スプライン ジェネレータ]ダイアログ ボックス - [計算]タブ

このタブは、[設計]タブを拡張したものです。[設計]タブの選択内容に基づいてジェネレータのデータを計算します。

操作方法
リボン: [設計]タブ [動力伝達]パネル [角形スプライン] の順にクリックし、[計算]タブをクリックします。

[強度計算]

[計算チェック]
指定した荷重、寸法、およびジョイント プロパティについて、強さのチェックを実行します。
[長さの設計]
指定した荷重、スプラインの直径、およびジョイント プロパティにおける最適有効スプライン長さを設計します。
[直径の設計]
指定した荷重、スプライン長さ、および選択したスプライン範囲のジョイント プロパティにおけるスプラインの最適寸法を設計します。

[荷重]

選択リストで選択した方法に従い、動力、速度、またはトルクに基づいて荷重が入力されます。

[動力]、[トルク] [速度]
動力とトルクに基づいて速度を計算します。
[トルク]、[速度] [動力]
トルクと速度に基づいて動力を計算します。
[動力]、[速度] [トルク]
動力と速度に基づいてトルクを計算します。

寸法

[中空軸の内径]
カップリングで中空軸を使用する場合、軸の内径を入力します。このパラメータは、ねじられた軸の荷重の大きさに影響するだけでなく軸径の最小許容値の決定にも影響します。
[スプラインの長さ]
長さの最小値よりも長くなるように、標準的な指定の範囲内でスプラインの長さを指定します。

[ジョイント プロパティ]

[必要な安全性]
入力情報の精度と信頼度、カップリングの重要性、製造品質、計算の精度に関して、1.5 から 3 の範囲で選択します。
安全性の選択における値の説明は、次のとおりです。
  • 1.3 から 1.5 - 非常に正確な入力情報、材料の特性に関する完全な知識、高品質、製造技術の厳密な遵守。重要ではないカップリングであるため、損傷によって重大な結果は発生しません。
  • 1.5 から 1.8: 実験的検証を行っていない正確さに欠ける計算、製造技術における精度の低さ、重要度の低いカップリング
  • 1.8 から 2.5: 低い計算精度、材料プロパティについての概略の決定、外部荷重や大きな軸径の実際の影響についての正確さに欠ける知識、重要度の高いカップリング、人命を危険にさらしたり材料の大きな損失をもたらす可能性のある損傷。
    注: 腐食環境や高温で作用するカップリングの場合には、最も高い安全性のレベルを使用します。

[荷重の状態]

[軸の材料]

入力する材料値か、材料データベースから選択する材料を指定します。材料データベースから材料を選択する場合は、自動的に値が挿入され、編集フィールドはロックされます。フィールドのロックを解除するには、チェック ボックスをオフにします。

[許容圧力]
[ジョイント プロパティ]グループで品質が最低のスプライン材料の許容圧力を入力します。スプラインは強度チェック中に圧力をチェックします。
許容せん断応力
[ジョイント プロパティ]グループで品質が最低のスプライン材料の許容圧力を入力します。この値は、最小軸径を設計する際に使用されます。

[ハブの材料]

入力する材料値か、材料データベースから選択する材料を指定します。材料データベースから材料を選択する場合は、自動的に値が挿入され、編集フィールドはロックされます。フィールドのロックを解除するには、チェック ボックスをオフにします。

[許容圧力]
[ジョイント プロパティ]グループで品質が最低のスプライン材料の許容圧力を入力します。スプラインは強度チェック中に圧力をチェックします。

[結果]

[計算]および[設計]タブの右側に[結果]領域を表示するには、右側の二重線をダブルクリックするか山形のマークをクリックします。

この領域には、計算値とキーの強度チェックが表示されます。[計算]をクリックすると、値が計算されます。

結果の値の単位は変更可能です。変更対象に指定する値をダブルクリックします。

メッセージの概要

計算に関するレポートが表示されます。[計算]および[設計]タブの下部に[メッセージの要約]領域を開くには、タブの下部にある二重線をダブルクリックするか、山形のマークをクリックします。

[設計]タブ

メニュー コマンド