レスト フィーチャの概要

レストとは、プラスチック シェルの傾斜壁または湾曲壁に適用されるプラスチック パーツの要素で、ボディの内外に部分的に突き出た「レスト底面領域」をなします。

レスト底面領域は、別のパーツの配置に使用することも、全体的な形状とは方向の異なるサーフェスとして使用することもできます。

レスト フィーチャは次の要素で構成されます。

レスト底面領域

クリアランス壁

張り出しの壁

レスト フィーチャは、レスト底面領域の境界を定義するスケッチに基づきます。スケッチ平面のオフセットでは、レスト底面の位置をドラッグすることができます。

レスト底面の領域は、特定のサーフェスと一致させることができます([詳細]タブの[サーフェスへ]オプション)。

クリアランスの壁は、ターゲット ボディ全体にわたって材料をカットするレスト底面の領域まで上方に延長します。

張り出しの壁の範囲は、既定で "貫通" になっており、これはターゲット ボディの次の面まで延長されることを意味します。

張り出しの壁は、スケッチ平面からの距離だけドラッグできます。

また、張り出しの壁は、サーフェスまで延長することができます。

張り出しとレスト底面の両方の壁に対して、勾配角度を指定できます。

ヒント: スケッチ法線に沿ったレスト境界の投影がターゲット ボディに完全に収まりきらない場合、フィーチャはボディの内部にある張り出しの壁まで延長されます。

このジオメトリを修正するには、[形状]タブの "サーフェスへ" オプションを使用します。または、張り出しの壁の延長パラメータを同一面になるか、ボディの境界よりも高い値になるように変更します。