Inventor のモデリングのエンベロープに関するベスト プラクティスです。
アセンブリ フィーチャを含め、パーツおよびフィーチャをモデリングする際は、Inventor のモデリングのエンベロープに留意してください。
パーツ ジオメトリまたはパーツ フィーチャのサイズは、100 メートル未満にする必要があります。パーツ ドキュメントの原点から ±100 m を超えて離れないようにしてください。
アセンブリ フィーチャ、つまり 1 つまたは複数のパーツで構成されるアセンブリで定義したモデリング フィーチャの場合、アセンブリ ドキュメント内の同じパラメータに限定する必要があります。また、アセンブリ フィーチャを構成するモデルは、原点から ±100 m 以内に限定し、長さを 100 m 未満にする必要があります。
Autodesk Shape Manager (ASM)のジオメトリ モデリング カーネルでは、64 ビット浮動小数点演算が実行され、Inventor では、モデリングの許容差と解像度(最小寸法サイズなど)が 1.0e-8 メートルに設定されています。このため、Inventor のモデリング空間の上限は、ドキュメントの原点の中心に配置された ±100m x ±100m x ±100m の立方体となります。ジオメトリの要素(エッジ、面、ボディ)は、すべてこの範囲内に収める必要があります。一連の範囲をジオメトリが超過した場合、モデリングの操作を実行したり、ジオメトリのビューを構築すると、数値の精度が損なわれるため、予期しない動作が発生する可能性があります。一連の範囲内にジオメトリを収めることを強くお勧めします。