詳細図の概要

詳細図では、詳細なプロファイルが円形状および矩形状に表示されます。カットアウト線には、[ギザギザ](両方の形状の既定のタイプ)または[スムーズ]を選択できます。

カットアウト線に[スムーズ]を選択すると、作成された詳細図の周囲全体に(円形状または矩形状の)境界を表示するように選択することができます。また、詳細図のフェンスと境界全体の間に接続線を作成するように選択することもできます。1 つの注記オブジェクトから、全部で 3 つの注記オブジェクト(フェンス、境界、接続線)を作成できます。

詳細図の境界、矢印、ラベルの文字スタイル、引出線注記の向きの既定の外観は、ビュー注記スタイルで指定します。

注: 詳細図を親ビューからドラッグして別のシートに移動させると、接続線は削除され、作成できなくなります。

親ビューの点にアタッチされた詳細図

図面環境で[アタッチ]コマンドを使用すると、詳細図の定義を親ビューに関連付けることができます。親ビューのジオメトリの寸法や位置関係が変更されると、アタッチされているビューの定義は、ユーザが指定したアタッチ頂点にアタッチされたまま一緒に移動します。

ビュー定義は、親ビューに対する相対的な位置を維持します。ブラウザでは、アタッチされているビューまたは記号の横にそれぞれピンのマークが表示されます。

下図では、ジオメトリのサイズが変更されるときに、アタッチされているビューの定義がモデル ジオメトリとともに移動します。

ビュー定義のアタッチ頂点には端点、中心点、中点を使用できます。また、アタッチを削除することも可能です。

親ビューとアタッチされたビュー定義を同じシート、別のシート、別の図面のいずれかにコピーした場合、このアタッチ関係は保持されます。

ビューの定義を複数選択して、1 回の操作で親ビューにアタッチできます。それぞれのビュー定義で、親ビュー上の同一のアタッチ頂点を共有します。その後、必要に応じて各インスタンスのアタッチ頂点を再定義できます。

警告: 親ビューでアタッチ頂点を含むパーツやフィーチャを削除すると、アタッチされているビュー定義は不良となります。ブラウザで、アタッチされているビュー定義の横に警告記号が表示されます。不良なビュー定義のアタッチ ステータスおよび位置は再定義できます。