Design Doctor は不良な関係を診断し、エラーが発生したコンポーネントおよび関係を識別します。Design Doctor には、エラーの解決に役立ついくつかの方法が備えられています。
アプリケーション オプションを使用すると、関係エラーに関連する関係を持つコンポーネントの分離に役立つ解析を有効にすることができます。
- リボンで、[ツール]タブ [オプション]パネル [アプリケーション オプション]の順にクリックします。[アセンブリ]タブで、[関連関係の障害解析を有効化]チェック ボックスをオンにします。
- ブラウザで、またはの記号が付いた関係を右クリックし、[修復]を選択して Design Doctor を開きます。
- 修復処理オプションを選択します。
- [関係を編集]: 接続の作成に使用される[関係]ダイアログ ボックスを開きます。
- [関係を削除]: 関係を削除します。その他の関係が削除された関係に関連付けられている場合は、さらにエラーを解決する必要がある場合があります。
- [関係を省略]: 関係を省略します。その他の関係が省略された関係に関連付けられている場合は、さらにエラーを解決する必要がある場合があります。
- [関係を分離/編集]: 編集に影響する関係を識別できるように、コンポーネントの表示設定をオフにします。
- [関連する無効な関係を分離]: 関係エラーの原因となる可能性のあるすべての関係およびコンポーネントを識別します。残りのコンポーネントは非表示になっています。
- [関係を診断]: [関係矛盾解析]ダイアログ ボックスが表示されます。矛盾した関係は破棄して、削除と編集のいずれが必要かを指定できます。
- [関係を編集]ダイアログ ボックスが表示される修復処理の場合は、関係およびジオメトリを評価してエラーが存在する場所を特定し、必要に応じて関係設定を調整します。
ヒント: [関連する無効な関係を分離]を使用してさらに解析を行い、関係エラー内の交差コンポーネントを識別します。影響を受けるコンポーネントのみが表示されます。
- [関係矛盾解析]ダイアログ ボックスを開く修復処理の場合は、関係の状態を変更し、コンポーネントの固定状態を切り替えることができます。変更によって関係の矛盾が解決されているかどうかをテストできます。
- 追加の修復処理が必要な場合は、この手順を繰り返して原因を詳細に評価します。必要に応じて、関係を調整します。
注: 関係エラーが残っている場合は、Design Doctor の解析を再度実行することができます。[関連する無効な関係を分離]の修復処理を再度選択すると、別のコンポーネントが表示される場合があります。